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Hygge(ヒュッゲ)な時間

皆さんはヒュッゲ(Hygge)という言葉を聞いたことがありますか?なかなか日本語に翻訳しにくいものなのですが、今回の記事で少しでも共有できればいいなと思います。

ヒュッゲ(Hygge)は、デンマーク人が大好きなもので直訳するのが若干難しいものになります。明確な定義はあるのかな・・・?
日本語でざっと表すと

ろうそく、暖炉、間接照明ぐらいの明るさの落ち着いた空間で
大切な人や家族、友人たちとコーヒーや紅茶などを飲みながら
(時にはお菓子や食べ物を食べながら)
対話をして「居心地がいい時間」をみんなで共有して過ごすこと
です。

※1人でヒュッゲと言わないこともないですが、共有できる仲間がいることが
 ほとんどです。
※暖炉があれば更にヒュッゲな雰囲気になる気がします。笑

チルといった方が馴染みがあったり、イメージしやすい人もいるかもしれません。
キャンプで焚き火が好きな人は、焚き火を囲んで仲間と語り合う時間をイメージしてください。あれはかなりヒュッゲな時間だと思います。

「心地が良い雰囲気の中で、好きなものに囲まれてリラックスしながら大好きな人たちと対話を楽しむ」イメージです。

デンマークではHyggeが浸透していますが、「心地が良い雰囲気の中で、好きなものに囲まれて、リラックスした状態で大好きな人たちと対話を楽しむ」ことはどこの国でもできます。別に暖炉がなくてもいいと自分は思っています。


「心地が良い雰囲気の中で、尚且つ好きなものに囲まれた状態で、リラックスして大好きな人たちと対話をする」
この状態での対話は本当に話が進みますし、なんか心が温まってポカポカしてきます。心が平和になりますし、争いとは180°逆の状態、「今自分幸せだな」「この時間がずっと続くといいな」など心が豊かで満たされていて、余裕のある状態だと想像していただいて良いと思います。

個人的には多くの日本人にこのヒュッゲな時間を過ごしてほしいと考えています。毎日一生懸命に働いた分、心が休まって人間性が回復するような時間を是非、確保して欲しいです。働きすぎているとよく言われる日本人に今一番必要な時間かもしれません。(でも昨今の情勢を考えるとなかなか直接会うことも難しいのですが・・・。)

個人的に、大切な人に会って、対話をするというのは一番の娯楽・エンターテイメントだと考えています。デンマークにいた時も人に会って「楽しい時間を共有すること」が一番のエンターテイメントでした。

生きて再会できて、人と話せることは当たり前のことではなく、幸せなことです。大袈裟かもしれませんが実は奇跡的なことです。人と元気で再会して楽しい時間を共有できることにこのご時世で多くの人が気付き始めているのではないでしょうか。

(安全対策をしっかりと施した上で、)
Hyggeな時間の過ごし方が少しでも多くの方の間で浸透していくともっと日本人は豊かに幸せに暮らしていけるのではないかなと心の底から思います。



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Suzuki Takeshi
サポートしていただけたら、実験用具を買うか、実験用の薬品を買うかまだ決めていませんが、生徒さんたちと授業のために使いたいと考えています。