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甲本ヒロトさんの言葉②

前回に引き続き、甲本ヒロトさんの名言をご紹介していきたいと思います。調べると恐ろしい数の名言があり、どんな思考回路なのだろうとますます甲本さんの考え方に興味が湧いてきました。

※ネットに載っているものなので本人が100%言ったものという証明はできないのですが、ご了承ください。もしゴーストライターが書いたものだとしてもすごくいい言葉だと思いますので、ご覧になっていただければと存じます。



売れているものが良いものなら、世界一のラーメンはカップラーメンだよ。

いろんな風刺が効いている気がします。

「売れているからってそれが良いものとは限らない。」
「誰かに選ばされるのではなくて、自分にとって良いものを自分で判断できることが重要。」
「本当に良いものが一位にならないこともあるし、一位ではないものが一位に押し上げられることもある。」

ブルーハーツのレコードを買うとお母さんから無駄遣いをしてって言われるんじゃろ?でもな、無駄かどうかってことは自分で決めることなんじゃ。

ある人には無駄だと思うかも知れないことも、本人にとっては「無駄」ではなくて「宝物」ということがありますよね。
他者の世界、価値観に土足で踏み込まないように気をつけたいと思います。「自分がされて嫌なことはしない」そういう部分にも通じてきそうです。
自分がもし親になったら、この言葉は言わないようにしたいなとも感じました。

※ちなみに甲本さんは岡山出身だそうです。

ダイヤモンドの行商人がやってきて、このダイヤモンドは永遠の輝きをどうのこうの言うとるけど、せいぜい100年しか生きられん人間に、永遠の輝きを売りつけてどうするんじゃ。俺らが欲しいのは今だけです。

今、この瞬間を精一杯生きることの大切さを教えてもらった気がします。ダイヤモンドも人によって価値が変わると思いますが、私たちはせいぜい100年しか生きられないということを考えると「永遠の輝き」を持て余してしまうかもしれません。
代々受け継がれていくのであれば素敵だとは思うのですが・・・。

これはほんとに昔っから思うんだけど、これがこうなったら幸せなのに、あれがあったら幸せなのに、と思ってたら一生幸せになれないね。自分の問題だと思うんだ。もっともっと内面の問題だと思うんだ。今の状況を幸福だと思える心を持った人が幸福なんやな。

「たられば」(事実とは無関係な仮定の話だったり、事実とは異なることを仮定してする後悔)の言葉を使わないで済むような道を選んでいくことの大切さを教えてもらいました。
また、幸せは自分の心の問題というところは本当に共感できます。
自分が幸せかどうかを決められるのは自分だけです。人と比較して自分の幸せを決めていたら一生、本当の意味で幸せにはなれないと考えています。
本当のことを言えば、今こうして生きていられるだけで幸せなんですよね。それをいつしか忘れてしまっている現代人・・・「幸せ」と感じられている人はどれだけいらっしゃるのでしょうか。
甲本さんの「幸せを手に入れるんじゃない、幸せを感じることのできる心を手に入れるんじゃ」という言葉と合わせて大切にしたいと思えました。

楽しいと楽は違うよ。楽しいと楽は対極だよ。楽しいことがしたいんだったら、楽はしちゃダメだと思うよ。楽しようと思ったら、楽しいことは諦めなきゃダメだね。ただ、生活は楽な方が絶対いいと思うよ。でも人生は楽しい方がいいじゃん。生活は楽に、余計なことには気を取られず、人生は楽しく。

「たのしい」と「らく」は違うもの。確かにそうですよね。対極にあるものだから両立できない関係性にあります。
何かを選ぶことは、何かを捨てることでもありますよね。どちらが正解というものは決まっていないと思います。あるのはあなたが自分の人生でどちらを選ぶかという事実だけ。人によって何を重視するかは変わってきます。

「ただ、生活は楽な方が、人生を楽しくしていくことに集中できそうだよ」という人生のヒントを甲本さんからいただけた気がします。

甲本さんは「生きること」や「人生」、「幸せ」などの言葉についてたくさん疑問を持って、たくさん考えてきたのだろうなと思います。

まだまだご紹介したい名言があるのですが、今回はこの辺で。

名言を調べれば調べるほど、この人の深さにハマっていきます。
心に刺さる歌詞を書ける人は考えていることが深いです・・・。

まだ、「ドブネズミ」が出てきていないので、次回以降に挙げさせていただきたいと思います。

ご覧いただき、ありがとうございました。





サポートしていただけたら、実験用具を買うか、実験用の薬品を買うかまだ決めていませんが、生徒さんたちと授業のために使いたいと考えています。