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正月の青空とアンニュイ
正月、元旦と言えば、晴れている日が多い印象だ。日本とくに太平洋側の地域の特徴である。
恐らく来年も晴れるだろう。
正月の澄み渡る青空をみて、果たして何に想いを馳せるのだろうか?
駆け出しのライターとして出会ったメンバーたちが、毎回特定のテーマに沿って好きなように書いていく「日刊かきあつめ」です。
今回のテーマは「#正月」です。
私の正月に対する想いは、ちょっと複雑だ。勿論、お休みが多くてラッキー!(その時期気を遣ったり、仕事がお忙しい方もいらっしゃるでしょう。恐縮です。)家族と一緒に過ごす時間が増えてホッとひと息つける時間でもある。
◆お一人様とお正月
お一人様が長い私にとっては、正月は普段の生活が出来ない、会いたい人に会えないといったホロ苦い想い出も結構多々あるイベントである。
お正月とは、昨年をどうやって過ごしていたか?如実に答えが返ってくるなあとも思う、良くも悪くも。(自分の成長の証が結果として現れてしまうような?考え過ぎだろうか?)
正月を平常心で過ごす事は中々難しい。いつものルーティンを保てなくなるから。
家族に対して触れてはみるが、最近は一方で家族なんて単なるカテゴライズだという風潮も高まっている。
まあ実際、カテゴライズかもしれない。
一人だっていいじゃーんー、という多種多様ダイバーシティ到来の時代でもある。
好きに生きていいわけである。
これから迎えるお正月。
私は毎年、独身の醍醐味か?年末カウントダウンを味わうべく、街へ繰り出すのだが、今年は計画されていないし(最もコロナの影響でここ数年は流行ってはいない)、大好きなお節料理も頼んでいない。
ノープランのお正月になってしまった。
今年もうだうだダラダラ過ごしてしまった結果と言えようか。
過ぎ去った過去は取り戻せないので、それはさておき。さて、今度の正月に何をしよう?
じゃあ、読書でもしようかと、調べてみた。
◆正月の読書は如何でしょう?
果たして、正月にぴったりな本とは?
コチラに辿り着いた。
ミステリーである。
正月を題材にした「正月の決意」から始まる短編集。
ライトな感覚でサクッと読める。(ミステリーなんですけれどね・・)
タイトルに正月の名が付けられた「正月の決意」は、爽やかな読後感のある短編である。新しく気持ちが入れ替わる感覚。
振り返る。私にとって、ここ最近は何処かほろ苦い気持ちで迎えるお正月。ふとアンニュイな気持ちになる。
それは、こんなに空が青いからさあ。透明な空気を纏った澄み渡る空に対して、中途半端な自分が恥ずかしくなるのかもしれない。
人間とは中途半端な生き物なのかも知れないが、そもそも。
つくづく成長したいなあと考えながらも・・いや、人間そんなに変わらないって?うーむむ。きっと心がけは大事なのよー。気は持ちよう。
こんな鈴木乃は反面教師にして。
皆さんの幸福をお祈り致します。良い年になりますように。
Textby: SuzukinoAyako
編集:アカ ヨシロウ →
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