大人が熱くなれば子どもも熱くなる!!【開催レポ】熱源着火セミナー
子どもが教える学校企画で、今回「子どもの熱源着火セミナー」を2日程で開催、16名の大人の方にご参加いただきました。
(上記お写真:初日のご参加者のみなさん)
それぞれ子育て中だったり、教育分野のお仕事に就かれていたり、様々な属性のみなさんにご参加くださいました。
▼こちらはみなさんの参加動機
・子ども先生のエネルギーに感動&感激し、純粋に、こういう子供たちが増えることが日本の希望だと思ったから
・子供たちのエネルギーを、一体どうやって鈴木さんは引き出しているんだろう?
・相手をやる気にさせる術が知れたらいいなという期待から
\ そうですよね!!/
授業本番当日の子どもたちのエネルギーに触れたら、どうやってあれを引き出しているのか、興味ありますよね。
(上記お写真:子ども先生のある日の授業)
みんな画面に夢中になり、自分の好きな事を堂々と、嬉々として話す。
その姿はエネルギーの塊そのもの。
セミナーでは、その「熱源」を引き出すために大事なことを6つのチャプターでお届けしました。
と書くと、なんか秘伝の方法があるように思いません?熱源を引き出す方法が。期待しちゃいますよね。
熱源を引き出すための「あり方/スタンス」「子どもへの問いかけ」「現れた熱をどう形にしていくか」そこには確かに方法はあります。
でも、一番大事なのはそこじゃないんですよね。そんなことを2時間めいいっぱいみなさんにお伝えしました。
子ども達の「熱を着火したい」
そんな風に思っている子育て中の方
多いと思います。
勉強をやる気になったらいいな、
自分だけの好きな事を見つけて欲しいな、
よく聞くフレーズです。
もっとこの子だけの「熱源」を!
そんな風に子ども達に対して思う時。
ところで
大人の私たちはどの視点から
子どもたちを見ていますか?
「自分のやりたいことを見つけなさい」「好きなように自由にやってごらん」そう言いながら、大人の私たちは、やりたいことや好きなことを我慢しながら生きていないかということです。
やりたいことはあっても、今の役割や安定に縛られ、見て見ぬふりをしていないかということです。
子ども達に熱くなって欲しいのなら、そう言う私たちがまずは熱くなるべきだと思うのです。
子どもたちは大人の事をよーく見ています。
自分でやりたいことがあっても、好きなことがあっても、蚊帳の外にいる大人には自分の情熱を語ることをやがて辞めてしまうでしょう。
それは、自分が生きている世の中に対して信頼を無くすこととも同義でしょうし、自分自身の中にある煮えたぎる情熱を持ちながら、それに蓋をしてくじけてしまうこととも同義だと思います。
子ども達には本当に無限の可能性(それは、きっと今の大人たちには、一見価値がないように見えるものもたーーーーくさん含む)があるのに、それが大人たちのスタンス次第で「潰されている」のだとしたら、どんなに損失だろうって心から思うのです。
(資料:有名なノミの話です)
ノミは驚異のジャンプ力を持っているのに、何度かグラスをかぶせられ、天井にぶつかりくじける経験をするとやがて、グラスを外されても大きくは飛べなくなるそうです。能力的には、驚異のジャンプ力を持っているのに、です。
子どもたちもそう、驚くべきジャンプ力を持っているのに、それを大人たちが定める「見えない枠」のせいで、可能性が狭められているのなら、本当にもったいないと思うのです。
つまり、子ども達に熱く生きて欲しいのであれば、大人は枠を設ける存在ではなく、
常に枠を壊し続ける存在であること。
大人もきちんとステージにあがって
子ども達とともに熱く生きるべきだと思うのです。
もちろん、そんなことをセミナーで熱く語り、こうやってネット越しに全世界に発信している私は、当然熱く生きなければなりません。ある意味、この発信は自分の首を絞めることになります・・・笑 であっても、なぜか行動しないわけはならない、そんな熱いものが内には私のうちにはあるのです。
というわけで、この熱源着火セミナーにご参加いただいたことで、多分、すっきりさわやか解決~とはみなさんいかなかったと思います。その反面、ふつふつとお腹の中で煮えたぎる熱や、決意めいたものはみなさんの中に湧いてきたようです!
▼ご参加されたみなさんのアンケートから
自分の熱源を理解していた「つもり」になっていたり、実はそこに照れがあったり、自分に自信がない部分があって、そこを茶化している部分があったかもしれない、と思いました。子供たちのエネルギーを引き出し沢山の方々にそれを伝えてきた深雪さんのお話を伺って、「もっと自分の熱源を認めていきたい!」と素直に思いました。正解のレールがない不確実な時代に生きている子どもたちと一緒に生きていく一人の大人として、どういうあり方で生きていきたいか?を問われた素晴らしい時間でした!(野村美穂さん/子育て中)
↑勇気をもってお名前掲載OKをくださったので、敢えてお名前掲載させていただきますね!ありがとうございます。
一番大きかったのは「熱源があると信じる、たとえ理解できなくても存在する、大人の理想の熱源を強いない」という部分でした。
子どもの熱源に着火したら、こういう風な変化があるに違いないと期待する自分がいました。でもそうではない、着火したときの表現方法も、その子ならでは、それも一つの個性。
自分にも、自分の子どもにも知らず知らずに蓋をして枠を作ってきた気がします。反省ではなく改善として、今からでも自分自身の熱源を熱く燃やして周りに火の粉を飛ばしたいと思いました。(既に燃えている)
その後のやりとりで、ずっとやろうと思っていた「とある夢」に向けて動き出したなどメッセージもいただいています。
またこちらの熱源着火セミナーは、少し形をブラッシュアップしながら、定期的に開催をしていこうと考えています。
ご参加のみなさまありがとうございました!
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