こみ上げて止まぬ涙が、行く先を示してくれるの・・
今朝、ふと朝の4時ごろに目が覚めた。時計を確認しがてら、スマホを手にしてみたら、ひとつのLINEメッセージが届いていた。
3期の子ども先生に参加されたお子さんの保護者の方(お母さん)からのメッセージだった。
そこにはこう綴ってあった。
今日になって、「オレやっぱりプレゼン(をもう一度)やりたい。聞いてもらいたいことがある。と言い出しました。ずっと考えていたのかな?とびっくりしました。それほどまでに本人の中で大きな大事な体験になっていたんだなと。
(中略)
遅ればせながら、貴重な体験を本当にありがとうございました。今後とも、この子どもたちの大事な核を応援する素晴らしい活動が広がっていきますように願っております。
(すみません、無断掲載しておりますが・・笑 素敵なメッセージだったので許していただけるかと・・ こちらの記事で掲載許可とらせてくださいませ。)
こういったメッセージが時折届く。プレゼン直後ではなくて、2~3週間近く経過してから、子どもたちの変化や保護者の方の気づきがぽつぽつとメッセージで届く。その度に温かい気持ちになる。
昨日の記事でも書いたけれど「熱源がONになったことで起動した、自動操縦モードの力」はつくづくと強いと思う。上の保護者の方は、それを「核」と表現してくださった。
誰にも熱源はある、誰にでも核はある。
だけど、普通に生活をしていたら、それらはほかのもので見えなくなってしまう。日々のやるべきこと、まわりからの期待、誰かの評価欲しさについつい頑張ってしまう心、とかでカモフラージュされてしまう。
もちろん、それらの中に成長において欠かせないものは多々ある。だけど、それと同じくらい、いやそれ以上に、自分の中にある熱源や核とつながることは大事なことだ。
それはまわりから掘り当てるものではなくて、自分でしか探求できないものだから。それって、自分の人生を生きてるって感覚に違いないから。
きっとその熱源や核が、その熱源や核の蓄積が、自分が生きていく中で「こういうことをやるとワクワクするんだ」「こういうことを生み出したいんだ」「こんな未来があったら最高だな」という、人生を歩んでいくための道しるべになると思う。
それは、まわりから「こっちが成功だよ」「こっちが確かだよ」「こっちが正解だよ」っていざなうよりも、何倍もパワフルだ。
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改めて私は「子どもが教える学校」でこういう経験を子ども達にして欲しいんだと思う。また、子ども達を通して、多くの大人たちにも(私ももちろん含む!!!!)忘れていたこの感覚を手繰り寄せて欲しいんだとも思う。
それは、「私の熱源や核に確実につながっていて」今こうやって書きながらも、なぜかじわっと涙がこみあげてくる。
このプロジェクトをやり続けた先に何があるのか?私が教育や育児テーマをやるなんて、ちゃんちゃらおかしい?(はっきり言って、子どもを公園に連れていくのもメンドクサイ、習い事だってさせてない、フツーの手抜き母親の私がだw)どうやって収益化してくのさ?
いろいろ、自分の中のノイズは日々こみあげてくる。だけど、こうやって文章を書きながら、こみ上げて止まらない涙が、きっと私の行くべき先を示してくれると信じてやまない。
まったく採算は見えない。まったく行先は見えない。
だけど、こうやって一人一人の子ども先生の顔や授業、保護者の方々、参加くださった方、応援してくださる方の顔やメッセージを思いだしながら、あふれる涙はきっと本物だから。
そして、何よりこういう学びの場が、今、大きな苛立ちと葛藤を抱えながら学校に通っているわが子小2息子に届けたいものだから。
子どもが教える学校 次回は??
毎月第1土日に開催!
次回は9月開催です!優先登録はこちらから!
【プロフィール】
鈴木深雪 東京都日野市在住
小学2 年生男子を子育て中の働く母。
個人HP)https://himotoki.com/
大手印刷会社に 16 年勤務そこでのプレゼンテーション/資料作成スキルを活かし、思考整理サポートや資料作成代行業務で独立。 7 年間の子育てで学んだのは「子どもが大人に最大の学びをくれる存在」であること。いつか子どもが先生の学校をやりたいという夢と、学校休校への子どもたちへの思いが合致し、本プロジェクトを 2020 年 3 月に立上げた。
その他、ライフワークとして、働き方をテーマとした東京都日野市主催セミナーへの登壇や、 NHK 番組「おはよう日本」への出演実績あり
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