ラーメン大好き小池さんのことを思って、書いてみた
ーーー
いつでもスマホから
情報が飛び込んでくる時代。
いいような・・
わるいような・・だ。
ーーー
大好きな人とディナー中だろうが、
満員電車でぎゅうぎゅう詰めだろうが、
寝る前のほっと一息の時間だろうが、
情報は断りもなく
誰かの「日常の手の中」に飛び込んでくる。
ー
これって、藤子不二雄のマンガによく出てくる
「ラーメン大好き小池さん状態」だと思う。
居間でくつろいでいる至福のラーメン時間に
突如、主役陣がドカドカと部屋を通り抜ける、
あのシーンみたいだ。
新しくこのメディアを立ち上げようと思った時
なんか「小池さんのこと」が頭にかすめた。
ー
小池さんの部屋を通り抜けるのなら
イラストの のび太くんのように、
靴を脱いで、あいさつもしたいなと思った。
読んでくださる方の日常に、
土足であがることのない、
「控えめなメディア」にしたいと思った。
全世界に脳内をダダモレさせておきながら
何が控えめだと笑われそうだが、
「ごめんくださいませ~」
そんな一言から始まるメディアにしたかった。
部屋をふいに通り抜けていく風のようで、
でもそれを心地いいと思ってくれる方だけ
心を留めてくれるようなメディアにしたかった。
そして・・
臆せずに理想を言うならば、
欲や悩みをむやみに駆り立てない、
読んでてなんだか心がじんわりと温まる、
その人の優しさを引き出す、
そんなメディアを作りたいと思った。
クスリと電車の中で笑ってしまうような、
思い出とリンクして目の奥がツンとするような、
元気が出て思わず空を見上げたくなるような、
そんなメディアにしたいと思った。
そこには、写真も色も不要だった。
真っ白なキャンバスに黒点を打つように、
ただ文字を連ねたかった。
シンプルさの中で
言葉では表現しきれないものを、
読み手の優しい想像力で補完できるような
会ったことのない方と共に作れるような
そんな優しいメディアが作りたかった。
だから、私はこの”note”を選んだ。
そんな表現者になりたくて、
私はぽつぽつとキーボードを打つ。
急に残しておきたくなった
「私の所信表明」。
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