日日是好日 森下さんにラジオ番組に出ていただきます!3/7日 3/14日 朝11時~
こんにちは、鈴木深雪です。
2021年3月3日。
この日は私にとって一生忘れることのない、記念のお雛祭りとなりそうです。
2020年4月から私がナビゲーターを務めているFM番組「ひもとーく:和ラジオ」のゲストに、茶道のお稽古場を舞台にした「日日是好日」の著者でいらっしゃるエッセイストの森下典子さんにゲストにお越しいただき、番組の事前収録を行いました。
(写真右 森下典子さん 左 ナビゲータ鈴木深雪)
著書「日日是好日」は、私にとっては人生の一冊。そのご著書の森下さんにスタジオにお越しいただけるなんて、まさに夢のような一日となりました。
【ご案内:ひもとーく! ~和ラジオ~ 放送情報】
ゲスト 森下典子さん/エッセイスト
【前編】3/7日 午前11:00-11:20
【後半】3/14日 午前11:00-11:20
レインボータウンFM 88.5MHz
※PC・スマホで聞く方法は記事末尾に記載
放送済のアーカイブはこちらからご覧いただけます
◆前編
◆後編
1.ラジオ収録までの布石
2002年に出版されたご著書は、ずっとロングセラーが続いており、2018年には映画化、名優樹木希林さんの遺作ともなった作品です。作中では、森下さんご自身が大学生の時に勧められて始めた、茶道のお稽古場の様子がつむがれています。
とはいえ、単なるお稽古日記とあなどるなかれ!
稽古の中での「四季のうつろい」からご自身を取り巻く「日常への気づき」や、一服のお茶を点てることに「ご自身の人生」を重ね合わせる場面などなど、お茶という一つの文化を通して、人生を、四季を、日常を、解像度高く生きる術がたくさんつづられています。
お茶を習っている私にとっては「茶道の気づきってまさにこれ!」と代弁してくださったような気持ちにさせてくる作品です。(私の通っているお稽古場でも大人気!たびたびお稽古の時に話題にのぼります^^)
また、お茶をされていない方にとっても、お茶を通して森下さんがつづる、人生への気づきは、多くの方にとって共通のテーマだと共感を呼ぶ作品です。
▼私の感想記事
そんな大好きな作品が映画化とあって、これは何としても森下さんのお話をお伺いしたい!!!と、今からさかのぼること2年半前。映画化のタイミングで全国で開催されていた森下典子さんの講演会に、盛岡まで足を延ばして参加してきたわけです。
大ホールの会場に600人近い人々。その一番前のセンターでハンカチを握りしめ、お話に感銘を受けて、泣けて泣けて止まらなかったのは今でもわすれられないいい思い出です。笑
▼盛岡講演会のレポ
とにかくその時のお話がとっても素晴らしかったんです!
ご著書には書かれていない、作品が生まれるまでの心の機微や、世に出した作品が16年の歳月を経て映画化となり、希林さんの遺作となるまでの裏側ストーリーを語ってくださったお話が本当に夢を実現していく、勇気をいただける物語だったのです。(実はこのストーリーが今の私の子どもが教える学校を運営している、ひとつの大事な原動力だったりします。この話はまた別記事で)
このお話をもっともっと多くの方が知るところになってほしいなぁ。(私の置かれた立場など一切顧みずに、勝手にそんなことを思ったものです笑)
東京に戻ってきても興奮冷めやらぬ、ひとり雑誌の編集者になったつもりで手描き記事(下記参照)を書いてみたりもしました。書き記してみるものですね、いい思い出です笑
2.思いが叶った!森下さんがゲストに
それから2年半・・・
昨年4月ラジオ番組を持たせていただき、テーマを「和」に決めた際、盛岡での熱い思いが「いつかきっと・・」という思いにつながり、森下さんに出演オファーをさせていただきました。そこから実現したのが、今回のラジオ収録だったのです。感無量・・
収録前の事前打ち合わせを含め、ご一緒させていただき、森下さんのつむがれる言葉を独り占めさせていただいた時間は、本当に宝物です。
お土産に季節のお菓子を本当にたくさんお持ちくださり、日日シリーズの別作品「日日絵巻」の挿絵イラストをご自身で工作された「10メールに渡る超作!絵巻」をお見せいただいたり。
(写真左 番組プロデューサー 古賀静華さん いつも私の夢を全面肯定&応援してくれる強い味方)
今から25年前、8畳の茶室で感じた心の感動を誰かに伝えたい、言葉にしてみたい、という熱い源泉から「解き放たれた1冊の本」
それを誰よりも心から愛し、茶道にも初めて出会った時の感動そのままに今も心酔されていらっしゃる様子がとっても伝わってきました。熱い熱い森下さん自身の源泉が今もなお純度高く湧き上がっているからこそ、多くの人に親しまれ読まれ、映画にもなり、海外展開するまでにもなるのだと、合点がいった思いです。
3.3/7日 3/14日 放送回について
ラジオ番組の中では、森下さんに大好きな茶道のことを、それをつづった日日是好日という1冊の本について、そして森下さんの人生について、愛情深く語っていただくそんな回となりました。私が盛岡で感動した、誕生の裏側ストーリーについてもたっぷりお話くださっています。ぜひお聞きいただきたい、大切な収録回となりました。
3月7日日曜日、14日日曜日 11時から11時20分までラジオでお届けします。
・この思いを言葉にしてみたい、そこから始まった1冊の本
・本とは宛名のない手紙
・一球入魂でつづった思い
・映画撮影の裏側ばなし
・今振り返る「奇跡の物語」
・これからの日日是好日
ぜひ茶道をされている方はもちろんのこと、茶道されていらっしゃらない方も、ぜひお聞きいただきたい番組です。
森下典子さん、この度はとんでもない機会をいただき、本当にありがとうございました。感謝してもし尽せない、そんな経験となりました。
追伸)
収録後、その日の晩は偶然にも週1回の私が通っている稽古場の稽古日でした。その日のお土産話に先生も社中のお仲間も、自分ごとのように喜んでいただけたことが何よりの思い出です。森下さんからの主菓子もおすそ分けし、楽しい桃の節句となりました。
この稽古場での学びがなければ、成しえなかった今回の出会い。『すべては見事につながっている』あらゆることへの感謝と人生への確信の湧く一日となりました。次は、そんな思いを子ども達にバトンとして渡していきます。子どもが教える学校で面白い企画を企ててますので、またそちらは別記事にて。
4.ラジオの聞き方について
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88.5MHzにセット
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