育児休暇 H13
6月に次女を出産した。
職場はこの直前から休むことができた。初めての育児休暇取得である。
この文章を書いている今は、子どもたちの突然の行動に振り回されて、なんとか夫婦協力し、毎日を過ごしてる状況です。
忙しい日々、めまぐるしく時間が過ぎている。だが、とても価値を感じている。子どもたちの小さな成長を目の当たりにできることが幸せだ。
今回は、育休を取るまで自分がしてきたことに価値があると思いまとめる。
育休を取得するには、取得する意思があることを管理職(校長)に伝える必要がある。自分が取得したい意思があれば取得できるのだが、決定権はあくまで人事の仕事をしている校長先生にある。希望者は、仕事をパスすることができ、ダメを言われることはない。ダメを言う方が処罰される。
しかし、権利をただ使うのでは、関わる人たちの安心は無い。この職業は決して権利やあるべき姿だけで動いてはいない。最後には感情的に行動することの方が多い。
私は、妊娠が分かった時には、まず育休を取得する意思があることを校長、教頭、学年主任に伝えていた。これは、妊娠発覚の前年である。前々から「そういう気持ちでいるよ」と相談していたのだ。
だからか、多くの人に育休をとることに背中を押してもらうことができ、決断できた。
そして、無理なくパスできるようにしておいた。前年度中に今年度の書類をまとめ、提案書書類の基盤だけ作成し、どこまでやっておくと都合良いのか確かめた。
関わる相手の安心量が少しでも多くなるように努力する方が良い。
育休取得を急いだために、他の人に仕事が回ってきたり、欠員が出てしまったりして困ったなどという話もある。これでは、生まれてくる命を全力で受け止めるのに関わる人全員で喜ぶことができなくなってしまう。
常日頃から「お互い様」の精神で、同僚と仕事を楽しくしていきたい。もちろん家族も。