【閲覧注意】まぐろを解体しました
『おさかな小学校』(osakana-sho.jp)のおためし授業がはじまりました。
授業のテーマは「マグロ」
というわけで、自宅に9.3キロのクロマグロが届き、
子どもたちにはオンラインで全体を見せたり、
背中の身を一部切って、生き物としてのマグロから、マグロのお刺身ができるというプロセスを見せたりしました。
授業の見逃し配信を見たい方は、おためし授業をお申込みください。(子供の参加はこちら。大人のみの参加はこちら。)
さて、こちらの記事では、授業後のことをちょっと書きたいと思います。写真中心です。
さて、もともとこんな感じだったクロマグロちゃんは、
授業中に背中が一部カットされ、
授業後に一部つまみ食いされたあと、
このように、左半身が外されて、内臓があらわになりました。
肝臓とか、胃袋とか、心臓とかがあります。
(一部画像を加工させていただきました。)
頭を落として改めて観察してみると、小さな歯がたくさんあります。よく噛んだりせずに、丸飲みにしているんでしょうね。黒い大きなベロもあります。
エラ蓋を開けて、エラを観察します。エラの表面積が大きく、酸素をたくさん取り込めるようになっているそうです。金魚のように自分でエラ蓋を開け閉めすることができないので、エラに酸素を送るためには泳ぎ続けるしかなく、泳ぐのをやめると窒息死してしまうそうです。
黄色い点があるのは、寄生虫です。人間に害はないはずです。エラはどうせ捨ててしまいますし。
心臓です。この大きな心臓で、全身に酸素を送ります。マグロは海のマラソンランナー。有酸素運動のためには、強い心肺機能が必要です。(肺じゃなくてエラですが)
内臓を外した右半身のお腹側の半分です。あばら骨の周りが、大トロです。
そして、最後に、胃袋を開けてみました。
胃袋のなかには、たくさんカタクチイワシが詰まっていました。
きっと、石川県の七尾沖を泳いでいたマグロちゃんは、カタクチイワシの群れを追いかけているうちに、定置網に迷い込み、そのまま漁獲されてしまったでしょう。定置網の中は餌がたくさんあって、きっと幸せな気持ちだったでしょうね。
というわけで、おためし授業の放課後の様子でした~🐟