弁護士 鈴木誠人

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弁護士の上手な活用法① 弁護士にはいつ相談したらいい?

今日は、弁護士の上手な活用法第1弾として、「弁護士にはいつ相談したらいい?」ということをお答えします。   結論:可能な限り早く!!!   です。   どうして早い方がいいのか。   それは、   早い方ができることが多いから   です。   たとえば、家のローンを払うのがしんどいと思い始めてきたとしましょう。   その段階であれば、選択肢が複数ありえます。 具体的には、 ①家を売却して借金を全て返済する(任意売却) ②裁判所に個人再生手続を申し立てて住宅に住み続ける(個

    • 【離婚】弁護士に依頼するメリット

      日本弁護士連合会の調査によると、2019年における離婚調停のうち、弁護士が関与したものが53.7%です。   半数以上の方が、離婚調停の際、弁護士に依頼しているのです。   それでは、弁護士に離婚調停を依頼するメリットとはなんでしょうか。 メリットは大きく3つあります。 ① 直接相手と話さなくて良い   離婚を考えて、実際に行動を始めようとしている時点で、すでに仲良し夫婦ではないでしょう。 きっと、「もうあんなやつとは絶対に話したくない」、「冷静に話し合いができる気がし

      • 弁護士の選び方②「こんな弁護士はやめておけ!」

        日本弁護士連合会作成の弁護士会別会員数の資料によると、令和5年3月1日現在、日本には44982人の弁護士が活動しています。 今日は、弁護士の選び方シリーズ、「こんな弁護士はやめておけ!」をお伝えします。 ※あくまで私一個人の意見です。 ①連絡がつかない こんなことを言うと、他業界の方々から怒られるかもしれませんが、弁護士業界は、「折り返しが無い」、「いつまでたっても連絡が無い」といったことがよくある業界です。   弁護士は、毎日のように裁判所に行ったり、警察署に行ったり、

        • 弁護士の選び方①「直感を信じて!」

          日本弁護士連合会作成の弁護士会別会員数の資料によると、令和5年3月1日現在、日本には44982人の弁護士が活動しています。 「弁護士も最近は食えないっていうし…」 「だいたい知り合いの弁護士なんていないよ」 「どうやって4万人もいる弁護士の中で、自分に合う弁護士を選べばいいんだろう」   そんなあなたに、弁護士である私が、忖度いっさいなしで、弁護士のおすすめの選び方をお伝えします。   直感を信じて あなたにお伝えしたいのは「直感を信じて」ということです。 その理由は、

          協議離婚・調停離婚・裁判離婚

          協議離婚・調停離婚・裁判離婚令和4年度「離婚に関する統計」の概況 人口動態統計特殊報告によると、令和2年における離婚件数は、約 19 万3千組 となっています。 このうち、協議離婚の割合が88.3%となっており、調停離婚は8.3%、裁判離婚(和解・判決含む)は2.2%となっています。 それでは、これらの離婚の種類には、どういった特色があるのでしょうか。 (令和4年度「離婚に関する統計」の概況 人口動態統計特殊報告) 協議離婚 調停離婚 裁判離婚 協議離婚協議離婚は、

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