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さて番組を観て、自分の意見が伝わるコラムは書けているだろうか? 水曜3限⑫

 7月3日水曜3限の「ジャーナリストの技術」の第12回、BS世界のドキュメンタリー『差し押さえの町で―サブプライムローンの悲鳴』を見ました。加藤伸さんのこのドキュメンタリー番組について、授業時間中にコラムを書きました。(誤りも含めてそのまま転載。書いたものを読むと、観ていたかどうか、明確に分かります。嘘を書いてはいけませんね!)
<加藤伸さんのドキュメンタリー番組についてコラムを書く。BS世界のドキュメンタリー「差し押さえの町で サブプライムローンの悲鳴」です。>

【2年】
◆本日、「差し押さえの街で〜サブプライムローンの悲鳴〜」という番組を視聴した。サブプライムローンとは、米国の信用度の低い借り手向け住宅ローンのことだ。内容は、カリフォルニア州ストックトンでの住宅差し押さえについてのドキュメンタリーだった。
カリフォルニア州では、1990年代から不動産ブームが始まる。初めは高所得者をターゲットにしたものだった。当時の大統領は、黒人やヒスパニックの人達が住宅を持っていないことを問題視し、積極的に家を持つように促した。そこで使われたのがサブプライムローンである。初めは低い金利でスタートするローンだが、ある一定の期間を経つと急激に金利が上昇するシステムである。高い金利が払え亡くなった人は、結果的に強制退去、その後住宅がオークションにかけられる。そうした人達が続出し、ストックトンでは、8件に1件が差し押さえの物件になったという。ストックトンはリーマンショックの直後はサブプライムローンの打撃を最も受けた町となってしまった。
その後、街の不動産は想像を超えるスピードで回復していく。なぜ住宅市場は急速に回復できたのか。要因の一つが政府が始めたアブプライムローンの利用者を対象にした救済策である。アメリカ政府は750億ドル(約8兆円)の公的資金を投じローンを返済できない世帯を支援。さらに政府系の住宅機関を通じて低金利ローンへの借り換えを勧めた。さらにFRB連邦準備制度理事会による6年に及ぶ金融緩和も大きな役割を果たした。大量に供給された金が市場に広くいきわたり住宅市場の回復を後押ししたのである。こうしたことからかつては荒んだこの町にも再び受託を求める人が増えてきた。差し押さえ件数は当時のの10分の1以下に減った。
私も将来、住宅を購入する機会があると思う。その時は、自分自身の経済状況はもちろん、しっかりと国の経済状況を把握し、先のことを予想した上でローンを組む必要があると感じた。万が一、番組のような状況になってしまった場合は、可能な支援を探し、諦めずに生活していこうと思う。

◆サブプライムローンというのが、とても人を悲しませるというのが分かった。人は普通に毎月決まった金額のローンを組んで家のためのお金を返済していく。だかこのサブプライムローンというのは、突然金利が上がってお金の返済が難しくなる仕組みになっていてとても恐ろしかった。最初に低い金額に設定されていて、突然値段が上がるのはほぼやっていることがとても人に対しての金額の攻撃だと思った。さらに払えないからといって家が取り押さえされる、それに関してはアメリカでは分からないが日本でいう憲法にたいしての問題だと思う。

◆ カリフォルニア州ストックトンでは、家の差し押さえが相次いでおり、その原因は、サブプライムローンを人々が信じすぎたからであると思う。サブプライムローンでは、初めは安い金利でローンを組むことができ、その後金利が上がるタイミングで安い金利の会社にローンを借り直せば良いというシステムだったが、実際には買い替えをすることはできなかった。そのことから私が思ったことは、銀行やローン会社の言葉を鵜呑みにしてはいけないと思いました。また、不動産市場が高騰しているからといって今後も上がり続けると信じてお金を借りるのではなく、自分の収入に余裕がある状態で家を建てることが重要だと思った。
 これらのことから、アメリカ人は家を建ててそこから生活を楽しみたいという人が多いように感じた。今でもそうだが、ローンを組むにあたり、どのくらいの金利があり、いつまでに確実に返済できるかの手立てを立てて組むべきだと思ったし、すぐに人の意見を鵜呑みにするのではなく、自分でよく考えて行動するべきだと思った。

◆私は、今回のストックトンの内容聞いて国の補助や銀行、不動産会社のやり方に多くの疑問をもった。安くローンを組めると思い込ませ不動産会社の説明とは全く違う金利の上がり方や買い替えが必要でほぼ詐欺みたいな内容になっていてこのローンはすぐにでも無くすべきと考える。強制退去や取り立てが多く起きるとストックトンのように街の雰囲気が暗くなり、治安も悪化するので悪いことしかない。また、アメリカはまだ白人主義的な文化が残っており、黒人やヒスパニック系の人を差別しているところがある。その当時の放送では家を持っている黒人は半分をきっている。そのような家に困っている人やローン返済が無理な人でも貸し付けるようにするローンは早く無くした方が良いと考える。このようにストックトンでのサブプライムローンは経済への混乱と地域経済への大きなダメージを教えてくれるものだった。

◆ サブプライムローンとは、収入が低い、資産がない等の信用が低い人でも組めるローンになっている。低所得者でも支払いできるように最初の期間は返済金額が低く設定されているが、ある年数を境に金利が7~11%と大きく跳ね上がるものである。アメリカの多くの人は、金利が高くなる前にそれ以上にヤシ金利に借り換えればよいと説明されており、自分の家を持ちたいという夢を持った多くの人がこのローンを組んだ。しかし上昇すると想定されていた不動産価格が暴落したために、安い金利に借り換えることができず、多くの人が返済ができなくなり強制退去を命じられた。
 そうして差し押さえられた家は、収入が安定しており、サブプライムローンに頼らずとも支払うことのできる人を集めたサービス内で売られるようになった。資金のある富裕層は、後生大事にしていた我が家を突然の退去命令によって手放さずを得なかった人たちの家を「ここも買い直し、ここも買い直し、ここは汚れている」と、言い放った。私はそれを聞いて心底腹が立った。誰かの思いの詰まった家だと分かっていてそんな言葉が出るのなら、頭がおかしいとしか言えない。誰かが苦しんでいるそばで、そのサービスを娯楽のように楽しむ人の姿が許せなかった。そんなにお金が有り余っているのなら、貧しい人の手助けをするべきだと思わざるを得ない。だからこそ差し押さえに頭を抱えている人たちを手助けする法人を私は高く評価したい。危機に扮している際には厳しい言葉をかけて、相手の行動を促し、相手が期待した通りのアクションを起こしてくれたら、それに見合った働きをしてくれる法人。差し押さえの危機がその法人のおかげで去った際にその人が伝える感謝の言葉はまさしく本心で、それを笑顔で受け取った後、それで終わりではなく「もうこのようなことを起こすのではない」と厳しくも温かい言葉をかける姿は見習うべき姿のように感じた。これこそがお金があるかは分からないが、知恵ある者ができる、貧しい人にできることだと思う。このような人が増えればどれだけこの国は救われるのだろうと強く思った。

◆終始暗い話ではありましたが、興味深く見ることができました。カルフォルニアのストックトン市に住む家族のアメリカンドリームがサブプライムローンによって崩れていく瞬間のは心が苦しく、見ていられないところもありました。
サブプライムローンと言うのをもとから知っていたわけではありませんでしたが、内容をきいて正直家族もそのローンも悪くないなと感じました。住宅の物価が年々上がっているためまた違うローンを借り換えれると考えられるため、僕でもそのシステムを信用しますし、そのシステムを作れば儲かると考えられます。ですが、悪いのはその現状を知っているにもかかわらず動くことができない社会や政府に問題があります。番組内で差し押さえの津波がやってくるといっていたように差し押さえされる住宅が日に日に増しているにもかかわらずその手を差し伸べているのがNPO法人のみというのが悲しいし、悔しいと感じます。
援助するべきなのは、お金だけでなく差し押さえをうけたり現状が大変な家族の精神低ダメージだと思います。番組内でも、父親が神経質になっているシーンがありました。この前に違う授業で見たイギリスを舞台にした映画でもお金関係で神経質になり家族が崩壊してしまっていました。このように、お金だけですべてが解決する解決するわけではないですし、思い出がつまっている我が家を他人に手放すという精神的ショックを野放しにするというほうが市にとって重要なことではないのかなと考えました。

◆アメリカ、カリフォルニア州ストックトンは政府と地元自治体が勤労者のために開発した大規模住宅団地があった。そこは人口28万、住民の40%がヒスパニックという状態の地域だった。全米平均のおよそ7倍に相当する20軒に1軒の住宅が銀行の差し押さえにあうというサブプライム・ショック、最大の被災地となった。警察官にガードされた債権者が家々を回り、住人を追い出して住宅に札を貼っていく光景があちこちで見られる。一方、借金をかかえて、家も追い出された住民は、行き場もなく耐乏生活を強いられている。 サブプライム・ショックの被災地の現実を描く。これをみて自分は、今の生活が当たり前ではないということを学んだ。日本というどれだけ素晴らしい国で生活できているからを改めて実感できた。

◆今回のドキュメンタリー作品を見て、金融危機によって住宅差し押さえ、家を失い、住む家がなく、生活基盤が狂ってしまい、街が崩壊してしまったというものだ。バブルが崩壊してしまうと、どのような生活をしていけばいいかがわからなくなってくるのだなと感じた。住宅市場がいい方向にになったとしてもむやみに買うようなことはしない方が良いのだなと思った。

◆「逆手にとる」は「さかて」だと思っていたが「ぎゃくて」なのか。から始まる。
見始めでは「NHK-BSで何度も特番を放送しているのに、また一からサブプライムローンの説明をすんのかよ。内容被り過ぎだろ」と思ったけど、いわゆるウィキペディアでいうところのという文章を実例に沿って説明されたのは初めて聞いた気がする。改めて勉強になったというべきか「じゃあ今までの説明は何だったの?」と文句をいうべきか。
一生独りでいる目処がついた30代独身男のために、月々3万円x20年=720万円で60歳前にはアパートの1室(6畳1間)を自己所有出来る物件とかないもんかね。ネットの線だけは完備。転勤に伴って所有権も交換可能なように同タイプの建築物を政令指定都市毎に用意。土地や建物が欲しいのではなく、賃貸でもなく、死ぬまで追い出されない空間所有権が欲しいというか。「家を買うのはゴールではなくスタート」という番組中のアメリカ人と違って、我々にはマイ住居に家財道具を買い足したい欲求があるわけでもなし、全部コンクリ固めの無個性な部屋で充分だから。それにしても番組内に出てきたメキシカン、庭にサボテン植え過ぎで笑った。

◆アメリカ・カリフォルニア州の家の差し押さえ問題についての番組を視聴した。多くの人のアメリカンドリームである自宅の購入には、サブプライムローンの問題が付き物であった。そのローンは、金利が付いており、その金利の跳ね上がりに苦しめられている家族が多いことが分かった。最初は払えていても自分の好きなようにカスタマイズしたり、金利が増えていったりしてしまうことで限界を迎えてしまう。街のあちこちで悲鳴が上がってしまう状況ができてしまい、対策が必要なことを認知する時にはもう差し押さえられてしまう時を迎えていた。組み立てる側も会社側もローンの組み立ての時点で自分たちのことやこの先の社会のことをもっと真剣に考えるべきであった。しかし、不動産の価値の低下という想定外の事柄がおき、多くの人が対応しきれていなかった。住宅を持つことは多くの人にとって夢であったが、当てにしていた乗り換えが出来なくなってしまったことや不景気の影響もあるが、やはり自分たちの将来をより真剣に考えるべきだったと思う。法律家や専門家が色々な対策を練り、助けを求めている多くの人たちに手を差し伸べていた。どんな状況でも専門家の声を聞くことが不安な人達にとって安心できるものになることだと改めて分かった。この番組を通して、お金に関する様々な契約には、最悪の事態を常に考えておく必要があること、また、自分たちの金銭管理能力を知っておくことが大切なことになってくると感じた。ローンを組み立てる場合には、返済のことを強く意識していく生活が必須であると考える。

◆今回のドキュメンタリーで私は初めて”サブプライムローン”という言葉を耳にした。
借り手への信頼がないから、普通よりも金利が高く設定されているというのは良いシステムだと思った。今回のドキュメンタリーでは、その金利が高すぎて支払いが出来なくなってしまい、強制退去を迫られている人たちを見たが、仕方のないことだと思う。
ローンを組む際に、少し見栄を張って高い収入を不動産に伝えたり、内装にお金をかけすぎたり、、その後お金払えないです、でも出ていきたくないです、なんて自分勝手だなと思ってしまった。家族が遊びに来るから、とか思い出があって大切にしたい、とか思うことがあるならなぜもっと早くから支払えるような努力をしなかったのだろう。
アメリカの方は「家を買うのはゴールではなくスタート」という考えがあり、その思考も分からなくはないが、スタートしていろいろこだわったり、なくても困らないような釣り堀なんかを作ってお金が払えなくて強制退去なんて本末転倒。これに尽きる。

◆アメリカ、カリフォルニア州ストックトンは政府と地元自治体が勤労者のために開発した大規模住宅団地である。人口28万、住民の40%がヒスパニックというこの町が、全米で一躍有名となったのは住宅バブルの崩壊だった。全米平均のおよそ7倍に相当する20軒に1軒の住宅が銀行の差し押さえにあうというサブプライム・ショック、最大の被災地となった。警察官にガードされた債権者が家々を回り、住人を追い出して住宅に「For Sale」の札を貼っていく光景があちこちで見られる。一方、借金をかかえて、家も追い出された住民は、行き場もなく耐乏生活を強いられている。 “サブプライム・ショックの被災地”の現実を描く。

【3年】
◆経済危機は、普段データや数字などでしか見ないものだが、この番組では、経緯からおかれている状況について、リアルな声を聴くことが出来る。
サブプライムローンの問題
あえて低金利に設定されいていて、ある年にポンと一気に上がる。が、その上がる年の前に低金利に乗り換えれば問題ないというものだったが、借り手は不動産価値の上昇を前提に借り換えを期待していたが、不動産市場の崩壊によりその期待は裏切られ、多くの人々が高金利の負担に苦しむことになった。
印象に残ったのは、家や財産を差し押さえられ、崩壊してしまう一家の様子である。経済問題の深刻さを、認識することが出来た。
この番組では、普段目にしにくい、世界のどこかで起こっている問題を知るよい機会になると考えられる。

【4年】
◆番組内ではまるで金融会社が悪いかのように作られているように見えた。
根本的には見栄を張って収入をサバ読んだり、文字も読めないのに契約した人達が悪いのにそこら辺にはあまり触れず、「突然の退去命令」「僅か○年で差し押さえ」などとナレーションを付け泣いている人達を映像で写すなど同情を誘うような構成になっているように感じた。本当に悪質なやり方なら法律に引っかかっていることが多いので町一帯が悪質な、不正なやり方で差し押さえられているのなら司法が動くか暴動が起きるため、恐らく差し押さえ等は正当な理由と手順で行われておりこのような金融業者せこネガティブイメージを一方的に付けるものはどうなのかなと思った。
少なくとも番組内でもローンを組んだ当時は嘘をついて契約させたわけでもなく、金利が上がることも説明されている為リスク管理がなっていない契約者側の問題だと読み取れた。

◆とても悲しい動画でした。夢をもってお金持ちではない人でも借りられると言う仕組みを作り、いざ金利が上がったから他の金融に借りようとしたらできないと言っていました。これはもはや詐欺だと思います。上がった金利の料金はほぼ倍近くありました。そんなに月高のローンが上がってしまっては固定経費があがり、生活できなくなってしまうと思いました。自分も同じ境遇になったとしたらとても辛く悔しく悲しいと思いました。
 プライベートの金銭問題でストレスがかかると仕事やコミュニケーションもぎくしゃくしはしめると思いましたら。

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