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新聞記事を読んで意見交換、木曜2限⑪

6月24日の木曜2限「スタディ・スキルズ講座」は第11回、紙の新聞を持ち寄り「記事を読んで」、気になったニュースなどをピックアップ、グループに分かれて意見交換しました。紙の新聞の用意しなかった人は、ウェブの記事で出典を明確にして同じことをしました。
《第11回の授業の振り返りを書いてください。今回取り上げた記事についてなど、具体的に記してみてください。》

【1年】●自分はヤフーニュースから中国新聞デジタルの記事を取り上げました。オリンピックの影響で10月11日の「スポーツの日」と7月19日の「海の日」、8月11日の「山の日」などの祝日がそれぞれ7月23日、7月22日、8月8日に変更になるのですが、それが多くのカレンダーに反映されていないという内容でした。
昨年11月に祝日を変更するという法律がきまったため、早くて2年前から印刷を始めるカレンダー印刷業者の印刷が間に合わなかったようです。
もともと祝日だった日は平日になるのでカレンダーを見て勘違いしてしまわないかかなり心配だ。

●今回の授業で取り上げた記事は6月19日の朝日新聞にあった、条件付き酒類提供再開という記事である。3つほどの条件をクリアしている店は酒類を提供してもよいという記事であったが、個人的にはこのような中途半端な政策をするくらいなら「提供は禁止」とか「全面的に提供再開」など、思い切った政策を打った方が良いと感じた。このままだとどっちつかずの状況で終わってしまいそうだと感じた。

●今回は大谷翔平選手を取り上げました。記事の内容は、四球で一塁に向かう際にゴミを拾ったという記事でした。それについて僕は、こんな大スターの選手が当たり前のことを徹底していることをしているので、自分もできることを当たり前にやるということを徐々に積み重ねていきたいです。模範となるように頑張っていきます。

●自分は、電子の日経新聞で夫婦別姓の裁判について発表した。数年前にも裁判になった話題であるが、今回最高裁で合憲になってしまった。理由としては、伝統文化が崩れる、将来子供が困る、などであった。日本は伝統を引き継ぐ精神が強いで有名だが、すべてを受け継いでいく必要はないのでは思い、ただの言い訳にしか聞こえなかった。
また、最高裁の女性裁判官は15人中二人しかおらず、意見に差が生まれやすいので不平等だと感じた。
今回の授業で、話題になっているものはどこの新聞にも掲載されていたが、ある新聞にしか載っていない記事もあり、初めて聞いた内容もあって、共有しあうことができて面白かった。
同じルームの人の中で一番身近で興味がわいた記事は、最近では男女ともにメイクする時代になってきたということで、植物由来のものが増えて誰でも使いやすくなったり、ジェンダーレスの文化が進んできているというものだった。男性のメイクに関しては夫婦別姓と似ており、家制度が廃止されてもまだ性別差があると実感した。
ニュースだと毎日コロナの話題が飛び交っているので、たまにはいろんな新聞社の記事を読み比べしてみると新たな知識を吸収できて良いと思った。

●私は東京に住み続ける意味を考えるという記事が一番興味を持ったのでグループ内でもこの記事の話をしたら、みんなで地方に住むか東京に住むかの話になりました。話し合いの中で通勤、通学が東京に住む大きな理由ですが、近年のコロナ禍でテレワークやオンライン授業が普及した今、地方に住むのもありだいう話になりました。また、地方の話から近所付き合いが大変という話になりました。

一つの記事をきっかけにみんなで色んな議論をするのは楽しかったし、自分の知らない話を聞くことも多く、色んな価値観や経験を聞けて良かったです。

●自分は本日の日経朝刊第一面の「香港民主派雑誌、廃刊」の記事が非常に気になり、共有しました。
中国の香港国家安全維持法により完全に内政を掌握され、民主化と真逆の統制路線に進んでいる象徴とも言える。
「この雑誌に関与していた資本家の財産凍結なども行われ、また今年は共産党結成100周年のため言論統制がより厳しいものとなるだろう。」
というものでした。
自分は1997年の香港返還が中国に返還されずにイギリスの植民地下で国民がいたほうが皮肉にもこのこのような事態を招く可能性が低く、民主化されていたのではないかと感じてしまった。

●一つ目はイランの大統領が核合意を支持したことです。イランで当選したライシ大統領が米国と核合意の交渉を進めたと発表しておりますが、イランは現在も中東戦争をしていて、もし核の開発が進んで核を使うようなことになってしまったら怖いので、正直これからもイランには注意する必要があるとおもいました。
二つめは巨大な貨物船が次々とトラブルに巻き込まれているという記事です。インド洋モーリシャス沖やエジプトのスエズ運河で大量の積み荷が海に落ちたり、船が燃えたりする事故が多発しているそうです。要因としては大きく二つあって、1つめは船が巨大化していることで、船が大きい方が燃料代などが割安で効率がいいので最近は大型の貨物船が多いらしいのですが、その分事故も起こしやすいそうです。2つめは新型コロナの影響だそうです。こんなところにも影響が及んでいることにびっくりです。検疫の強化で船員交代ができずに、作業精度に影響を及ぼしているそうです。大型の貨物が燃えたり、海に落ちたりすることはいいことはないと思うので心配です。
三つめは子供のワクチン接種についてです。文部科学省が中高生の学校での集団接種は推奨しないという通知をしました。 もし、集団接種をする場合でも接種の有無によるいじめや差別がおきないように相談窓口を設けるなどの対策を条件とした。
未接種の人が修学旅行や部活動に参加できないような環境にならないようにする必要があると思います。でもまずは子供への感染源ともなる大人の接種から急ぐべきだとおもいます。

●今回私が取り上げたのは、関西電力の美浜原子力発電所3号機が再稼働をした、という日本経済新聞の記事です。
高校で、『原子力発電を再稼働させるべきか』というテーマで、賛成派と反対派に分かれて議論を行なったことがありました。その際、賛成派は「脱炭素」やコストを根拠に再稼働すべきだと主張し、反対派は再稼働することによるリスク・再生可能エネルギーの将来性などを根拠に再稼働はすべきでないと主張していました。しかし、結局お互いに意見は平行線になってしまい、あまりうまくまとまらずに終わったことが今でも記憶に残っていたので今回気になる記事として取り上げました。
私は、脱炭素も原子力発電のリスクも重要視すべきことで、どちらがより重要であるということはないとは思うのですが、原子力発電のリスクを恐れるあまりに何も現状が変わらず、今抱えている環境問題が悪化していくことを考えると、原子力発電の安全性や廃棄物の処理方法などの見直しや改善を行い、原子力発電と再生可能エネルギーによる発電で脱炭素を目指すという方針は、真っ向から反対することではないと無知ながらに考えています。
私は毎日新聞を読んだり、ニュースを見るなどの習慣がないので、こういったディスカッションの際に自分の無知さをもどかしく感じてしまうのですが、結局いつのまにか新聞を読むこともニュースを見ることもしなくなってしまうので、今回のこのような機会を大事にしたいと思います。
今回のブレイクアウトルームでの会話の際、1人が紹介した記事に対してすぐに反応している方がいて、刺激をもらうことができました。

●私は讀賣新聞を読みました。その中で特に気になったのは「きれいも社会も守りたい」という見出しが書かれた記事でした。内容は、環境にやさしい男女共用のコスメについてでした。最近は男性もメイクをするようになってきて、さらに若者の間では、環境を配慮したコスメが人気になっているということでした。環境を配慮したコスメとは、動物実験をしないことや、オーガニックである事だそうです。ちなみに同じルームになった男性にメイクをしてるか聞いてみたところ、日焼け止めを塗っているそうです。みんなと新聞を読むことで、記事にあることをすぐに聞くことが出来たので、1人で読むよりとても楽しかったです!
また、他の人は「夫婦別姓」、「原発」、「中国の出生率」、「コロナ関連」など、読んだ新聞もバラバラだったので、目の付け所がそれぞれ違いました。そのため普段自分が気にならないようなことも知ることが出来、とても面白かったです。1つの記事に対する考えもそれぞれ違ってそれを議論し合い、視野を広げて理解できることも良い事だと思いました。

●今回私たちのグループでは夫婦別姓についての記事、オリンピックのチケット再販についての記事、仕事を探すアプリがコロナ渦において増えているという記事について深く話し合いました。それ以外にも新聞というものは電子書籍と違い見出しの大きさが様々で重要度がわかりやすいということを話し合ったり、自分では気づかなかったことを他の人からの提供によって得ることができるという喜びというものを感じました。これから2週間新聞をより身近なものにし、自分にとっての新聞の読み方を模索していきたいです。

●グループワーク進行
1自分の読んだ記事を紹介した。
2メンバーさん方の意見を聞いた。
3メンバーさんの話のなかで気になったことを聞いた。
意見 東京ですみつづけるいみ僕はこう考えてる。
質問 みなさんはどんな意味をもって話しているか。
4発表者決め 自分になった
5グループの意見をまとめてメンバーの方にチェックしてもらった。
6発表

今回意識して取り組んだこと
自分ばかり話すのではなく、相手にしゃべってもらうことを意識した。進行をしていると、自分中心に話を進めてしまうことがある。ただグループワークはみんなが意見を出しあうことなので、今日はメンバーの人に話をふることを意識した。

取り組んだ結果
いつもよりメンバーの意見が多くなった。自分に興味があることを他人に押し付けるのではなく、相手が興味のあることに自分もよっていくとグループが盛り上がるのではないかと思った。

新たな課題
質問力。相手に意見をもとめるときは、自分の質問が相手に理解しやすいものではないと、相手を困らせることになる。相手に分かりやすい、また興味の持ちやすいことを質問したい。

課題達成のためにやることリスト
1相手の話に興味を持ち乗っかる。
2えー、あー、など質問中につまることの内容にする。
3ハキハキしゃべる。
4笑顔で話す。
これら以外にも気を付ける点はたくさんあると思うので引き続き研究してみる。

【2年】●私たちのグループではオリンピック再抽選決定についての記事を取り上げました。グループで出た意見としては再抽選する中でも行きたいと思っている人と行きたくないと思っている人が居るので、その上で行きたいと思っている人が行けなくなってしまったりすると腑に落ちない人も多く出てしまうという事や、コロナウイルス感染防止の観点からみたら仕方のない事であるし、観客を入れない事も考えた方がいいのではということでした。
自分とは違う意見なども聞けて面白かったです。

●今回私は男女別姓について取り上げた。小学生の教科書に男女別姓についての問題が示されていたことを思い出して、興味が湧いた。私の苗字はあまり多くはないので、減っってほしくないという感情がほんの少しばかりあるため、男女別姓には少し反対である。しかし、年々賛成派が増えてきており、いつか男女別姓が認められるような気がした。

●「女性 まるで透明人間」という記事を読んだ。この記事では、外国人記者が日本の銭湯に訪れた際に女性従業員が男性の更衣室を清掃しているのを見て衝撃を受けたことをきっかけに日本における女性の地位の問題について書かれていた。私は先日、私は東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜郎前会長が女性蔑視発言で会長を退いたという報道を見て、日本も女性差別に関して厳しくなってきていると感じていたが、この記事には日本と海外の女性の地位の比較により、日本が海外に比べ、女性の地位問題においてどれだけ遅れをとっているかが書かれていた。企業においても昇進する割合は男性の方が明らかに多く、極端な話、皇位継承に関して女性が皇位継承することができないということは明治時代の論理から一歩も進んでいないということである。女性の地位に関して国民は向上させなければならないということには気づいているが、伝統という昔から受け継がれてきたものの影に隠れ表面上には見ることのできないものにも気づけるような力を持たなければならないと感じた。

【3年】●私は日経新聞の、エネルギー移行委員会議長・アデア・ターナー氏へのインタビュー記事を選びました。私が驚いたのは、昨今中国の出生率が減少していることについて、とても肯定的にとらえていたことです。出生率が下がるのは、先進国で問題になっているが、それは逆に「女性が子供を産むタイミングや、生むか否かを決める主導権を握れている」ことの証明にもなるからだ。このように私にとっての当たり前を覆す面白い記事だと思い、選んだ。

●今回の授業の新聞記事の内容を通して、やはりコロナの話題を取り上げる方が多いなと感じました。その中でも1番印象に残った内容は、インド型の感染拡大なら、五輪中にも再宣言レベルに達するかもそれないというないようです。宣言解除後に人出が10%増加、そして五輪開催によって人出が10%増えるということで人出が増えてしまうため、感染拡大につながり、宣言が再発されるという内容でした。最近でも宣言明ける少し前から感染者が増え、これが宣言明けたら、オリンピックが開催されたら、どうなってしまうのだろうと思いました。そして、仮にオリンピック開催中に宣言が再発されたら、オリンピックはその瞬間に中止になってしまうのか等と、疑問に思うことが多々ありました。

【4年】●今回はチーム4として記事についてディスカッションを行いました。
内二名がコロナワクチンの接種に関するもので一人は副反応の強さからワクチンの接種を躊躇っている人もいました。
記事だと過剰に誇張した副反応に対する記載なども想定出来、こういう場合に接種の忌避を促すようであればそれは社会として役目を果たせているのか、という疑問は起こり得ます。

またアフガニスタンの件に関しては2019年の話題を2年越しの進展から取り上げる形になりますが、これもまた国民の関心との若干の乖離を感じています。たしかに受動的だと限定的なトピックに目を向けるということもそうなのですが、需要、供給の概念から考えるとそうしたトピックの限定化というのは自分としては悪いこととは言えません。
複数のトピックを取り扱っている装いをする為に一般の新聞に需要の乖離したもの、例えば以前自分が購入した物だと競馬の日本ダービー予測やテニスの試合に関するものが一面を占めていましたが、これも興味が無い人からするとどうでしょう。見る人からしても別途競馬新聞やら野球新聞やら作っていただいた方が有り難く思うように感じ、特に経済動向の情報が欲しいなど、具体的な理由があるのであればそれは個別にwebで確たるソースの元情報を収集するのが、やはり優れていると思いました。(自分はサブスクでweb上でニュースを閲覧しています)

今回自分が取り上げたマイニング規制によるグラボの相場下落等は現場人からすると朝の朝刊まで待つ、ということはありえず、深夜であろうとも最新の情報が必須で、やはりこれも紙媒体特有のタイムラグを感じる。
情報を朝まで待てる様な人はそもそもがビットコイン等に興味の無い人種の傾向が強いと自分は思い、これもまた乖離を感じずにはいられません。
以上が自身の紙媒体を忌避する理由です。
結論としては能動的に情報を明確に収集する人間はインターネットによる情報を(ガセも勿論多いですが実際にそれはYouTubeや個人ブログを根拠とする所謂バイアスが強いと思っていて、ソース元がしっかりしていればその限りではない)し、受動的な人で明確な収集先が無い人は紙媒体によって昨日の出来事をいれておく、ということが良いと思いました。

●紙面に目を通し取り上げた三点の記事について、グループディスカッションにて発表し合いました。一つは,新聞の表紙にあった選択的夫婦別姓についての記事です。結論として最高裁大法廷にて15名中11名の裁判官が、夫婦別姓を禁ずることは憲法上合憲とのことです。世論に影響されない硬性な憲法は良いことであると思うと同時に、SDGs等の世の風潮に取り残されてしまっているのもまた事実である痛感しました。二つ目は国際面の、ミャンマー国軍の高級将校が露国防相との会談をモスクワで実施したことについての記事で,サープラス品として露の兵器が国軍に移転されてしまうのではないかと思いました。三つ目はオピニオン面の,国家を挙げてのワクチン開発を国の新しい分野の安全保障とみるとの記事です。不確実性が日々増大される非伝統的安全保障分野にて防疫もまた重要な項目であると考えられます。また、グループディスカッションでは主に他のメンバーが挙げた「東京に住み続ける意味」について話を展開し深め合いました。通して,上京して以来新聞を読む習慣は自分にはありませんが就職試験において時事問題は重要な分野ですので,意識するようにはなっています。

●私達の班はそれぞれが色々な新聞を取っていた中で、選択的夫婦別姓についてはどの新聞も取り上げていた様な印象を受けました。
私達の班は皆夫婦別姓について賛成でした。正直記事を見るまでは反対派の理由が本当に分からなかった(外国人の方と結婚した場合はそれぞれの姓を名乗る事が許されているらしい)のですが、「ダブルネームの使い分けがストレス」だったり「仕事での連続性が保たれない」と言った理由があるそうです。
個人的な所感として、私は鈴木というありふれた苗字なので珍しい苗字の人と結婚した場合は苗字を変えたいと思いますが、佐藤や山田等の平凡苗字の場合はアイデンティティもなく手続きが面倒極まりないので早く選択的夫婦別姓を導入して欲しいです...。

●今回の授業で新聞記事を読み合い、意見交換しました。うちのグループは日本経済新聞を持ってきた人が多かったので、日経新聞の記事を選びました。一つ目は、1ページの左上にある「2回接種完了1000万人超」という記事を読みました。この長引いたコロナウイルス危機はワクチンのおかげて完全に収束すれば良かったと思います。わたしもワクチンがあれば接種したいです。また、2ページにある東京オリンピックに関する記事を読みました。「東京五輪で競技場の観客数上限を決まったことを受け、上限を超えて販売したチケットの再抽選を発表した」という記事でした。個人の意見ですが、オリンピックは開催できると良いことですが、観客を受け入れることでまた感染拡大になる恐れがあるのではないかと思います。最後に、香港のリンゴ日報の廃刊という記事を読みました。香港で中国からの国安法がやってきて一年を経ちました。香港の経済や社会に大きな影響をもたらしたと思います。これからの香港はどうなっていくかを関心を持って見てみたいと思います。

●就職活動の影響で参加が遅れてしまい、グループでの話し合いをあまり聞けなかったため、私個人の意見と各グループのまとめを聞いたうえでの感想とさせていただきます。
私は、夫婦別姓問題に焦点を当てて新聞を見ていきました。夫婦別姓には幾つかのデメリットがあるため、自由に選択できても良いものであると思いますが、それがなかなか認められない現実というのが、日本の古い慣習を大事にするという利益に繋がらない考えのもとで成り立っているのではないかと思いました。また、別のグループでも同様の話が出たようなので、関心を持っている人が少なからずいるのだとわかりました。そういった人たちが集まってうまく改善することが出来たら良いと思います。

以上、30日現在、21人(=29人中)

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