僕にとってのスローライフ
移住先"Niigata"の朝の静けさが、まだ眠りから目覚めていない街に満ちている。
目を開け、最初に感じるのは、日々のリズムが自然と調和しているかのような穏やかさ。
キッチンで珈琲豆を挽く音が心地よく響く。
10日に一度訪れる町の焙煎屋で手に入れた豆。その香りは、植物たちが眠りから目覚める時間の合図のよう。
窓辺には、僕の小さな緑の仲間たちが静かに呼吸している。
観葉植物たちに水をやる手のひらに、土の匂いとほんの少しの成長を感じる。葉を撫で、その張りと力強さが、僕の内側にも小さな生命力を与えてくれる。
日々を生きることは、僕にとって音楽を作ることと同じだ。
それは、ただ音を紡ぐだけではなく、心と体を整え、静かな瞬間に耳を澄ませることから始まる。
自然の中で息を吸い、ゆっくりと自分を見つめる時間を大切にする。
疲れた時には肩甲骨を伸ばし、体の固さを解き放つストレッチをする。
心がざわつく時には部屋を片付け、空間を整える。
そんな小さな行為が、心と音楽のバランスを保つための支えとなる。
塩をひとつかみ浴槽に入れ、湯気が立ち上る中で、湯に身を沈める瞬間。そこに漂う静けさの中、僕は目を閉じて瞑想する。
すべてが流れ去り、ただ「今」を感じることができるその時、音楽が自然と生まれる準備が整う。
「スローライフ」とは、決して何もしないことではない。むしろ、その逆で、自分の中にあるリズムを見つけ、それに忠実に歩むこと。
豊かさとは、ただ外の世界に求めるものではなく、自分の中に芽生える小さな喜びや感謝を見つけることだと思う。
日々、植物が少しずつ成長するように、僕たちもまた、自然と共に少しずつ育ち、変化していく。
やがて日が暮れ、夕焼けが空を染める頃。
僕は、また新たなメロディーを胸に抱きながら、今日という日の終わりを迎える。
心が整った時、音楽は自然と生まれ、僕と、そして誰かの心にそっと触れる。
僕にとっての「スローライフ」とは、そんな音楽を生み出すための大切な時間なのだ。
それは、僕たちがこの地球で仲良く生きるための、最も自然な形での共存でもある。
音楽でつながる「仲良く地球で」
こうして、僕自身のスローライフを整えていく中で生まれてきたのが、「仲良く地球で」という僕の音楽です。この楽曲には、僕が日々感じている自然との調和や、心を落ち着ける瞬間がたくさん詰まっています。
朝の静けさに、鳥たちのささやきが風に乗るように、僕たちもこの地球のリズムに耳を澄ませ、共に生きる。花が咲き、虹が空に架かるその瞬間、自然が僕たちに何かを伝えてくれているようです。「仲良く地球で」には、そんな日々の小さな奇跡と共に過ごすことの大切さが込められています。
この曲は、自然と調和しながら生きること、そして大切な仲間たちと共に笑顔も涙も分かち合いながら、地球での暮らしを豊かにするための一つのメッセージです。毎朝お日様に「おはよう」と声をかけるような、そんな優しさやつながりが、僕たちを未来へと導いてくれる。
僕が感じたその瞬間を、ぜひあなたも感じてみてください。「仲良く地球で」、僕たちの心を音楽でつないでくれる曲です。
ミュージックビデオ(byゆめあるチャンネル)
ストリーミング・DLサイト一覧