【シャニ5th】シャニマス、今年は攻めるってよ
まず最初に断わっておくと、これは感想記事ではない。
5th直後の私の心境といったら……
多いんだよ!!!情報量が!!!!
もはや自分の中のどの感情がライブに対するものかわかんねえよ!!!
さりとて人間は感情の生き物である。複数の情報を一度に投げられてその中にネガティブを1つ感じると、全部をネガティブだと認識してしまうなんてよくあることで。
でも、今回に限っては1つ1つの要素が大きすぎて誤認していいものではない。
だから、冷静に俺たちがくらったものについて整理しようじゃないか。
なんか、スゴイもので殴られた。それだけは、確かだと思うから。
1、5thday1の"不穏な"演出について
現地取材のメディアをもって「不穏な」と表現せざるをえなかった、徹底的な"終わり"を感じさせる演出。
day1の閉幕からオタクたちの推測が飛び交い、お気持ち表明相次ぎ、シャニPたちは阿鼻叫喚の夜を迎えていた。
大部分の人がサ終などの終わりはないことを大前提として考察したり、その上で不安を覚えさせる演出を非難していた中、本当にサ終を心配しているピュアな人たちまでいて、TLが混沌としていた。
これに関しては、製作側もサ終がないことはわかった上で演出をくみ取ってもらおうとしていた気がしている。企画側に立って考えてみればわかることなのだが、本当にサ終を控えた上でこの演出をすることはあまりにも悪手だからだ。
でもこんなテーブルゲームの読み合いみたいな思考は本来ライブを楽しむために要求されるものではないわけで、そんなのノイズだノイズ!って意見はごもっともだと思う。
シャニマスくんって以前から俺たちのことを信頼しすぎ(求めすぎ)だと思っていて、今回はそれが行き過ぎたパターン。
2、"不穏な"演出の目的
じゃあ単体だとタダのネガティブでしかなかったこれらの演出の狙いがなんだったのかといえば、
「私たちの前には、いろんな道があって……マイクを下す道も、あったと思うんです」
「でも、まだその道は選びません」
「ねぇ行こう、ヒカリの先……あの日の、先に!」
―――day2のヒカリのdestination。
この1曲のカタルシスのみのために、day1全てを使ったわけである。
これは公式からまだ情報が出たわけではないので私個人の推測でしかないが、私は半ば確信していると同時に本当にとち狂っているなと思っている。(このとち狂っているは、褒めと恐怖が混在しています)
セットリストを比べるとわかるのだけど、day1はお行儀よく新曲披露から入っているのに対して、day2はイルミネの部分がヒカリのdestinationになっている。(その後の治安の悪さは同じ)
さすがに、ここに意図を感じずにはいられない。
そもそもイルミネは近藤さんの出演が久しぶりで、完全体イルミネは本当に久しぶりだった。
かくいう私も3色3本のペンライトを握るところを、青色を3本握るくらいには楽しみにしていた。
そこに、贅沢にも前日1日分を使って溜められたネガティブの発散が重なったわけで、しかもヒカリのdestinationだぞ。始まりなんだ!!もう一度始めるんだ!!感情が爆発しないわけがない。
もちろん並行して理性的な自分が「攻めすぎだろ……」とか「不満出そう……」とか呟いてはいた。
だってそれはあまりにも鋭利だったから。
※なお、3/24 21:30から高山Pのライブ感想コメント付きDAY1同時視聴会があるので、そこで出る情報如何でここらへんは全てオタクの妄想となります。
3、"不穏な"演出はどうだったか
その瞬間の興奮したレポを書いておいてなんなのだが、私は該当の演出について100点だと言い張るつもりはない。
評価の別れる演出であることは明白で、つまり200点を付ける人とマイナス100点を付ける人にバラけることだろうし、平均を取ったら50点に届かないくらいかもしれない。
day1の価値がー → その通り
ノイズになってー → それな
ネガティブな意見は出て然るべきだ。それぐらい、尖った演出起用だったのだから。
では、ここでもう1つ、オタクの妄想を聞いて欲しい。
day1については当該の"不穏な"演出の不満ばかり目立っているが、不満を漏らす人たちも「それ以外は最高だった」と口を揃えていっているように思う。
それはday1はday2に比べて、和楽器生演奏Hide & Attackを始めとしたスペシャルなパフォーマンスが多かったからではないだろうか。
バックダンサー付Fashionable、旗がたなびくBlack Reverieのカッコ良さにシビれて、制服バンドノクチルの今しかない瞬間をで「天才だ!天才だ!」と壊れたオルゴールみたいに叫んでたのではないだろうか。(後者は私だけかもしれない)
だから我慢しろとかそういう話ではなくて、ここからわかることは、企画側もday1について不満が集まることを事前に予測していたということだ。
だから、スペシャルなパフォーマンスを両日均等に配置するのではなく、day1に集中するようにセトリを組んだ可能性がある。
これがどんなにすごいことで、どんなにイカれちまってることか、わかるだろうか。
こんなに大きなコンテンツで、ネガティブが出る前提の、でもとても良いものかもしれない、そんな企画にGOが出る。
なんだその素晴らしい環境は。
それって、止まらねえってことだよ。"停滞"がないエンターテイメントってことだよ。
今なら断言できる。2022年、シャニマスの4年目は"停滞"だった。
前年までのようにユニット追加はなく、4thライブもテンプレセトリ、1番動きがありそうSHHisのストーリーもほとんど動きがなかった。
でも、5thライブの全てが今年の"停滞"を否定してくれた!
なあ!シャニマス、今年は攻めるってよ!!
アニメ化も3DCGだって聞いて不安が先行したけど、クリエイターズトーク見たらスタッフの人たち、シャニマスの良さわかっててくれててさ!癖みたいなこだわり語っててさ!期待してもいいのかなって!そう思えてきたよ!
5週年PVは涙腺破壊マシーンだったしさ!
ルカ加入だってさ!10話掛けて丁寧にやるっていうしさ!5th前にノウハウの神アプデだって来たしオートプロデュースだって実装するんだってよ!
微妙なUIで放置されてるゲームなんて他にゴロゴロあるけどシャニマスは時間掛かってもちゃんと良く変えてこうってしてくれてたんだよ!
それってグーで!YEAーで!氷河期氷河期~だろ!!!??
5thのお気持ち全部公式に送ろう!そんで6thでいいもんに変えてもらおう!!
今年の攻め攻めに攻めたシャニマスならやってくれるそんな気がするんだ!
改めて5th!最高でした!今年のシャニマスが楽しみです!!!