「夢をかなえるゾウ0」 の主人公と自分
会社員のすずきです。
本を1ヶ月に1冊程度のペースで読んでいます。
もともと読書はそんなに好きでも嫌いでもなく、といった感じです。
読み始めて面白ければ、一気に最後まで読むこともあれば、つまらない本を手にした時はほとんど読まずに封印します。
最近では、本要約系のYouTubeを見て、本を読んだ気になってしまうのがよくないなと感じているところ。
動画を聞き流してもあんまり頭に残らないので、気に入った本は実際に読むようにしています。
大好きな「夢をかなえるゾウ」シリーズ
読書に対しては積極的でも消極的でもないぼくの大好きなシリーズ。
「夢をかなえるゾウ」
水野敬也さん著の大人気シリーズの最新作。
「0(ゼロ)」を本日、読み終えました。
1〜4はすでに読破して、毎回とても楽しませていただいています。
ちゃんと泣くほど感情ものせています。
本当はもっと早く読めたのですが、なんだかもったいなくて発売から半年以上も経ってしまいました。
あらすじはこんな感じ。
ガネーシャという像の姿の神様が、うだつの上がらない主人公に課題を与え、主人公が成長していくストーリー。
その課題を読者もこなしていくことで一緒に人生を成功へと導いてくれます。
過去の偉人、現代の成功者の言葉や生い立ちなどを交えて、心に響く言葉がたくさん登場します。
ストーリーを楽しみながら、勉強にもなるというなんだかお得な作品です。
夢のない主人公が見つけた夢が…
過去作では、夢を持っている主人公ばかりでしたが、今作は夢のない主人公が夢を見つけるところから物語が始まります。
なんだか共感してしまいました。
ぼくも凡人。
夢なんて言えるものはどこかに置いてきてしまいました。
日銭を稼いで、少し浮いたお金を将来のためにインデックス投資して…
べつに夢がある生活ではないと思います。
かといって、幸せじゃないとは思っていません。
子宝にも恵まれ、ぼくら夫婦から生まれたにしては優秀な息子が2人もいます。
じゅうぶん幸せですが、夢なんてあるかなあ…。
話は本に戻って、
主人公が夢を見つけるんです。
※注意:以下、ちょっとネタバレしちゃいます。
その夢がまたぼくの共感ポイント。
尊敬できる仲間(上司)
夢中になれる仕事
こんなのが夢でいいのかな?とちょっと思いますが、会社員にとっては充分な気もしました。
自分でも経験した環境による格差
ぼくは今の職場には尊敬できる仲間(上司)がいません。
夢中になってやるような仕事もありません。
いいひとは多いし、楽な仕事です。
過去の職場では、
尊敬できる上司・先輩に囲まれて、時間を忘れるくらい集中してのめりこんだ仕事がありました。
不本意な部署異動のために離れてしまいましたが…。
ぼくは両方を経験しているのでわかります。
尊敬できる仲間と夢中になれる仕事ができる環境は最高です。
でも、なかなかそんな職場はありません。
今でも部署異動は希望していますが、高卒のぼくにそんな権利はありません。
この先、主人公のように退職という道も選ぶかもしれませんが、生活水準を落とさずに家族を養いたいので、簡単に選択はできません。
むずかしいなー。
でも、このまま今の部署で腐って人生を終えるのはまっぴらごめんなので、ガネーシャの課題をぼくも1つずつクリアしていきます。
コツコツ前向きに。
良い本に出会えてよかったです。
まだ読んでないひとがうらやましい、あの感動と気分の高揚が味わえるから。
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