NFTのこれから【悲観的考察】
NFT投資で含み益がすごいことになっている会社員のすずきです。
2022年は4.2ETHを利確しました。
これで原資回収は完了。
それどころか、数十万円の利益をゲット。
会社員には嬉しい収入です。
残りのNFTはほどほどに運用します。
2022年の初めからNFTの世界を見ていますが、全く先が読めません。
NFTはこれから流行る
NFTってただの絵だよね
このなんとも共存しなさそうな状況。
悲観的に考察してみます。
新規参入者が少ない
日本でNFTを保有しているのは15,000人程度だと算出されています。
少し前のデータがこちら。
1年間、NFTの市場に入り込んでいますが、大幅な増加はしてなさそう。
どこのコミュニティに行っても、見たような顔ぶればかりです。
市場拡大がNFTの価値向上につながるので、新規参入者の獲得はとても重要なミッション。
需要と供給が価値を変えるのに、ひとではなくコレクションだけ増えていては、NFT市場のマネーが薄まるばかりです。
新作コレクションが乱立
NFTコレクションは簡単に販売できます。
クオリティ無視、ノーロードマップ なら誰でも発売可能です。
それは極端ですが、多くのクリエイターが参入しています。
どなたも作品はとてもステキ。
考えもしっかり持っていて、ロードマップも発表しています。
良い作品がどんどん世に出ています。
しかし、先ほどお伝えしたように、購入者が少ないです。
需要に対して供給が過多になっている気がします。
NFTはまとめて利確は絶対にNG
ぼくは含み益が1,000万円を超えていますが、すぐに日本円にしようとしてもできません。
え?それって本当に含み益なの?
って思いますよね。
投資は利確するまで、「儲かった」とは言えません。
NFT投資も同じです。
とんでもない含み益を持っていても、使うことができなければ意味がありません。
NFTはまず仮想通貨(ETH)にするために板取引をします。
その時に買ってくれる人がいないと売れません。
フロア価格(出品されている最低価格)で出品したとしても売れるかわかりません。
そのため少しずつ値下げしていくと、フロア価格も下がります。
そうなると…作品の価値も下がります。
例えば、1つが2ETHのコレクションを10作品持っていたとします。
現時点では含み益は20ETH。
これを急いで現金化しようとしても、すぐに売れるわけではありません。
たまたま買いたい人がいればいいのですが、そんなに都合よく現れるでしょうか。
すぐ売るためには値下げを選択することになります。
1.9ETHで売って、その次は1.85ETH…というように下げることに…。
流動性が低いため、株や仮想通貨のように成行で売れないのです。
本当にどんどん値下げして売り抜けようとしたら、作品の価値を下げた戦犯扱いです。
絶対にやらないでください。
あれ?含み益って幻では?
これまでのことを考えると。
需要は上がっておらず、
供給は増え続け、
流動性は低いので利確がむずかしい。
これから参入者が増える可能性もありますが、
この状況は新規参入者にはどう映るのでしょうか…?
以上、ネガティブ考察になります。