ようやく老害にメスを入れるのか…?!
会社員のすずきです。
大企業でぬくぬく働いています。
ぼくは開発部署で末端の管理職をやっています。
雑務ばかりをこなし、ハリのない日々を過ごして、グチグチ言いながらも真面目にコツコツ働くしがないサラリーマン。
ぼくの所属部署では、再雇用者の比率が年々高くなっています。
その問題にたいして遂に対応するかも…⁈
ということで、その件をまとめます。
製造業の再雇用事情
再雇用というのは、60歳の定年後から65歳まで雇用されること。
定年後も働きたいと希望する社員を会社は雇わないといけません。
どんなに要らない社員でも、真面目に出社して就労制限などがなければ再雇用してもらえます。
そのかわり、お給料はざっくり半分くらいに減額。
要するに、国が面倒見きれないから、年金もらえる65歳までは会社が面倒みてねっていう制度です。
これを70歳まで努力義務にしてるから恐ろしい。
まともに給料に見合った分だけ働けるひとなんて少ないから、新入社員を雇った方がいいくらいなのに…。
社内の実態はというと…
ぼくは自動車部品メーカの最大手に勤めています。
そこでの状況はこんな感じ。
総合職の社員は65歳まで働く人がおおいかな。
イスに座って事務仕事してるだけなので、体力が衰えても働けます。
もともと頭脳労働なので、年齢関係なく活躍できる人は一定数います。
一方、現場で働く高卒社員はそうはいきません。
60歳まで隔週で夜勤を続けて、身体はボロボロ。
給料が半分になってまで、身を削って働く人は極少数です。
問題なのはここから。
高卒でも職場によっては夜勤も残業もなくぬくぬく働ける職場があります。
ぼくの所属部署ですね。
そこでの再雇用率は異常です。
ほぼ100%のひとが再雇用を選択。
いつまでも居座り続けます。
それでいて、給料半分になったから働くのがアホくさいみたいなことを言ってたいして働かない人も…。
再雇用者率がどんどん上昇中
今更かよって感じですが、職場の高齢化が加速してザワついています。
1年後には、460名ほどの部員のうち、100名以上が再雇用者になるそうです…。
やばいですよね。
業務量は減っているため、真面目なひとほど「再雇用を選ぶのが申し訳ない」と言っています。
そういう人はだいたい役に立つスキルを持っていますが…。
逆にそんなことお構いなしで「65歳までは会社にしがみつくぜ」ってひとは堂々としています。
こんな状態なので、仕事の効率は落ちまくり。
部員のモチベもダダ下がり。
とても良い状態ではありません。
ようやく手を打つみたい
再雇用の契約時にある文言。
今の部署で働ける保証はありません
他の従業員と同じように働く
こんなようなことが書いてあって、再雇用時に脅されるそうです。
でも、フタを開けると、今までの部署で今まで通りぬくぬく働けるというのが通例でした。
そこを遂に、再雇用者を製造現場に配置するかもしれないとのこと。
これで1人でも実例ができれば…
再雇用を踏みとどまる老害は一蹴できます。
自分は職場にとって必要だと自信があれば今までのように再雇用を選べばよし。
きっと追い出されるだろうなってひとは再雇用を見送るか、イチかバチかで再雇用契約を結んで、飛ばされたらすぐに辞めていくでしょう。
かわいそう、などの感情は抜きにして、会社経営で健全だと思う判断をしてもらいたいな。
このままじゃ、老人介護職場になっちゃうよ。
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