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【自作キー配列】日本語入力モードの右手 その4
私のKeyball44での自作キー配列の紹介記事です。
私のキー配列の日本語入力モードの右手は5キーだけで母音、ヤ行、拗音、長音記号(ー)、促音(っ)、撥音(ん)、「き」「く」「ち」「つ」を入力します。
この記事は、そのうちの「き」「く」「ち」「つ」の右手での入力方法です。
前回の記事
「き」「く」「ち」「つ」
主に漢字の音読みの2文字目を想定したこの4文字は右手だけで入力できます。前後関係によっては右手で入力できないパターンもあり、その場合は左手と組み合わせることになります。
この4文字のキーストロークは、この文字の位置に撥音「ん」があったとしたときのキーストロールに続けて4つのキーのいずれかを押します。
![](https://assets.st-note.com/img/1718462777476-oXADfRHRUg.png?width=1200)
「ん」を「き」「く」「ち」「つ」に置き換える入力になります。キーボードはいったん「ん」(NN)をPCに送信します。そのあとに4つのいずれかのキー入力があった場合にキーボードはバックスペースと「き」「く」「ち」「つ」のいずれかのキーコードをPCに送信します。なので入力中は一瞬だけ「ん」が表示されます。
「くつ」と入力するときのキーストロークと画面表示は次のようになります。
<04> k
<04><42> く (Uが送信される)
<04><42><25> くん (NNが送信される)
<04><42><54><43> くつ (BackspacekとTUが送信される)
漢字音読みの2音目を想定しているので、単語の先頭の「き」「く」「ち」「つ」は左手で子音から押す必要があります。
漢字音読みに限らず使えるのですが、漢字音読み2文字目以外のときは使えるときと使えないときがあります。「たちきる」は「ち」をこの方法で入力すると、「き」はこの方法では入力できずに左手<04>から入力する必要があります。逆に「ち」を左手<03>から入力すれば「き」はこの方法で入力できます。
「たちきる」は3通りの方法で入力できます。以下の記述で `|` は左手の打鍵が始まる箇所です。`|`で区切られた部分が私のキーボードで1アクションで入力できる文字列です。
「た|ち|き|る」 <03><53> | <03><54><52> | <04><52> | <14><42>
「たち|き|る」 <03><53><54><42> | <04><52> | <14><42>
「た|ちき|る」 <03><53> | <03><54><52><54><52> | <14><42>
「たちきる」という単語の構成要素を考えると、3番目の方法は不自然で、1か2の方法で入力することになります。