Keyballシリーズの比較 ~Keyball44を1か月使ってみて~
Keyball44を使い始めて1か月ほど経ちました。もう普通のキーボードには戻れないです。
1か月前にKeyball44を制作した時の記事はQiitaに書きました。
KeyballシリーズにはKeyball39とKeyball44とKeyball61がありますが、私はKeyball44を選んで正解でした。
Keyballシリーズ名の数字はキーの数です。
Keyball61がキーの数が最も多くキーが61個あります。数字の段がありますが、ホームポジションから遠いために私は使いきれなかったと思います。キーを十分に使いこなせないため、キーボードが大きくてかさばるデメリットのほうが大きそうです。
Keyball39は数字の段がなく、小指の外側の列もありません。キーが最も少ないのですが、私にとってはキーが少ないことよりもキーの配置が自分の指に合わないことが致命的となりそうです。小指の外側にCtrlなどのキーを配置できず、長いこと慣れていたEmacsキーバインドにできません。代わりに一番下の段のキーがKeyball44よりも多いのですが、私の指からは届かないため実質使えないキーです。実際Keyball44でもキー配置のカスタマイズを繰り返した結果、一番下の段は半分以上が使われなくなりました。
Keyball61は数字の段があり、ホームポジションからの打鍵が困難
Keyball39は下の段にキーが多く、ホームポジションからの打鍵が困難
Keyball44はほとんどのキーがホームポジションから届く範囲にあり、キーの活用濃度が高い
Keyball44での私のキーマップの概要はこんな感じです。
見ての通り、一番下の段は使わないキーが多いです。使っているのは左手親指が2つ、右手親指が1つのみです。Qの左の列とPの右の列は使っています。
一番下の段が事前の予想以上にほとんど使いこなすことができなかったため、一番下の段にキーが寄せられているKeyball39は私には無理だったろうと思います。
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