【読書メモ】なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学
この本は精神科医である著者が、精神医学・科学的な観点から
人生がうまくいく「明るい人」になるための方法をまとめた本です。
この記事では、この本にたくさん書かれている「明るい人」になる方法から、特に私のおすすめを3つだけピックアップしてご紹介します!
【概要】なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学
書籍名:なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学
著者:和田秀樹
出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
発売日:2022/5/27
(※この記事はこちらの書籍を引用・参考にして書いたものです)
社会的に成功している人は愛想が良い、「明るい人」が多い。
ではどうしたらそんな「明るい人」になれるのか?
この本では科学的な観点から「明るい人」になれる方法、考え方をたくさん紹介しています。
また、社会的成功者、偉人たちの名言や思考を引用したり、
著者の精神科医としての経験から導き出された考えなどを綴った、
思想・哲学書の雰囲気も感じられる本です。
専門用語ばかりといった小難しい内容はなくて読みやすいし、誰でも簡単にすぐ取り入れられるようなものばかりなので読んで良かったです。
今回はこの本の中から3つ、「明るい人」になる方法で特におすすめのものピックアップしてご紹介します!
【厳選】明るい人になるための3つの方法
とりあえず笑う
笑うと「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンが分泌されます。
そして、あなたが笑顔になると自分だけでなく周囲の人にも良い影響を与えます。
笑顔の人と一緒にいると、「脳内麻薬」とも呼ばれるエンドルフィンが分泌されて、幸福感を感じることができるからです。
ただ笑うだけで、自分も周りの人たちもみんな明るくハッピーにできるなんてお手軽すぎて笑う。
いつも笑顔で愛想がいい人になれば、周囲の人たちに支持されやすく、社会的に成功する確率も上がるかも?
「打数」を増やす
「人生がうまくいく」ようにするためには、たくさん挑戦することが大切です。
発明家トーマス・エジソンは言いました。
「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ」
打数を増やせば、ヒットが増えます。
たくさん挑戦すれば、成功し、笑顔になって明るくなる、という好循環が生まれます。
とはいえ、勇気を出して挑戦したことが失敗したら、心が折れてしまいますよね。
そんなときは、挑戦した結果の3パターンの結果と確率、そして解決策を用意しておくといいそうです。
例えば、とんでもなく運動音痴の私が急に「パルクール」に挑戦するとします。
最高の結果:パルクールの達人になって仕事の依頼が来る→1%
中間の結果:さほど上達はしなかったが休日の良い趣味になった→94%
最悪の結果:練習中に取り返しのつかない大怪我をしてしまう→5%
最悪の結果のための解決策→基礎体力の向上や受け身の練習、プロテクターの用意をしておく
いや、まあ…パルクールは極端な例だったかもしれませんが、こうやって結果と確率と解決策を用意しておくことで、挑戦前の不安を軽くすることができます。
「どうせ失敗する…」
よりも、
「とりあえず失敗するかもしれないけど、やってみよう」
「やっぱり失敗した…」
よりも、
「失敗しちゃったけど、まあいいか!」
と口癖を変えていろんなことに挑戦してみましょう!
意欲を保つ
若さを保つ最強のアンチエイジングは「意欲を保つ」こと。
脳が老化すると意欲が低下してしまうのだとか。
認知症の多くの人が意欲の低下によって、何もしなくなり、家から出なくなってしまうのだそうです。
この「意欲の低下」を防ぐためには、男性ホルモンと前頭葉を活性化することがポイントです。
男性ホルモンを維持するためには「肉を食べる」こと。
そして、前頭葉を活性化するためには「新しいことをやる」こと。
例えば、いつもと違うお店にランチを食べに行ったり、いつもと違うジャンルの映画を見るなど、新しい刺激を与えるのが効果的なんだそうです。
【感想】ポジティブって修行だわ
この本を読んだ超絶ネガティブな私の感想です。
「まじでポジティブって修行。」
私はつい、いつも物事を悲観的にとらえてしまいがちです。
でも、私の周囲にいるポジティブな人たちは、
いつも笑顔でいる、たくさん挑戦する、新しいことをやってみる、といった努力を人知れず重ねてきた人たちなんだな…と関心して、
そして自分がちょっと恥ずかしくなってしまいました。
この本に書いてあることは誰でも簡単にすぐ取り入れられることだけど、これまでめちゃくちゃネガティブに生きてきた私にとっては割と難易度が高い、つら…。
そんな私が無理して笑おうものなら、あのマックの赤と白と黄色の人みたいな恐ろしい0円スマイルになってしまいそうですが、
とりあえずニコニコ微笑みながら挨拶するところから始めてみようかなと思います。
この記事で紹介したこと以外にもいろんな方法が書かれていましたので、良かったら読んでみてくださいね↓