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Vol.89 原点能力と外角低め

皆様、本日もご覧いただきありがとうございます😊
鈴木です。

Vol.89は、語呂的に「野球」に関連したことを書きたいなーと前から思い、こんなタイトルにしてみました。

今という時代だからこそ、「原点の役割」について、野球と絡めながら少し考えてみたいなと思います。

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さて、私の尊敬する方のお一人に野村克也氏がいらっしゃいます。

元プロ野球選手、ポジションは捕手、様々な球団でコーチや監督を歴任され、野球に詳しくない方でも、名前だけならお聞きしたことのある方も多いかもしれません。

非常に残念ながら、本年の2月にご逝去なさいました。まだまだノムさんの解説を聞きたかったです...

私も幼い頃から高校時代まで野球をしており、ポジションはノムさんと同じ捕手でした。

特に高校時代には、下手クソながらもノムさんが著した『野村ノート』を読み漁り、「ID野球の考え方(敵や味方の情報を収集・分析して最善の一手を考えていく思考法)」や、「配球術」を日夜学んでいたことを懐かしく思い出します。

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『野村ノート』には、私にとって今でも心に残っている大切な言葉たちが数多あるのですが、中でも近頃は「原点能力」という言葉を頼りにしています。

次のような意味合いです。

原点能力と外角低め
投球の原点は外角低めの直球(ストレート)。
打者から一番遠く、ここにしっかり投げられれば、長打を浴びることは少ない。
監督の時は捕手に「困ったら原点に投げさせろ」と指示していた。

「外角低め」はバッターから見て1番遠くに位置するため、「最も打たれにくいコース」と言われており、「投球の原点」とノムさんは呼んでおりました。

そして、外角低めへのストレートの制球力を「原点能力」とも呼んでおりました

実際に統計的な裏付けもあります。

画像引用元ならびに詳しい解説記事はこちらです↓
外角低めは本当に安全なのか?【データで解析 野球の謎!? Vol.7】

つまり、

どのような状況であっても、
投球の原点である「外角低め」に向かって、
正確に、速い直球を投げ込めるかどうか

が、投手としての力量の差になります。
そして外角低めは「投手にとっての心の拠り所」でもあります。

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ここまで野球を引き合いに「原点能力」について書かせていただきました。
次に自分自身のことについて少し書かせていただきます。

先行き不透明な時代の中で、焦りや不安に苛まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

少なくとも私は、しょっちゅうそうなります😅

そんな時に、ふと「原点能力」という言葉がよぎります。

人生や仕事における「原点や、原点能力ってなんだろう?」と。

恐らく原点は、困った時に立ち返ることができる、軸だったり、根っこの部分だったり、パッションだったり、夢や欲求や動機や拠り所だったりするのかなと思います。

そしてそれらを見出せて、持ち続けられて、周囲に伝播できる力が、原点能力かな🤔と思っております。

なお、原点といえども、ライフステージや環境によって、時には変化していくほうが健全なのではとも思っております。

次から次へと新しい事物が生まれ、情報に振り回される昨今、どうしても隣の芝生が青く見えたり、自分自身の居場所が揺らいでしまうこともあります。

健全な危機意識を持って、世界に順応していくことも大切です。

ただそれ以上に、どんな時であっても「これを実現したい!」と、自分の原点を持ち続けて、それを周囲に言える人は、自分の人生を自分でコントロールすることができるので、これからも強いのではないかと思います。

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まとめ

今日は野球を皮切りに、原点について考えてみました。
書きながら、「つまりは、お主はしなやかに生きたいんだな。自分よ。」といった結論に辿り着きました。笑

「なんでこの仕事してるのかな?」
「どう生きたいのか?生くべきなのか?」
「そもそも何がしたかったんだっけ?」
「あなたは何者?」

どんなに苦しくても、これらの問いに対する回答は持ち合わせたいものです。

本日もご覧いただきありがとうございます😊

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