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理想と現実は違います!

お客さんが探している住宅には理想と現実のギャップがあります。
このギャップを埋めることができないと住宅購入は成功しません。

理想と現実は金額にすると3割ぐらい

今までの経験上、お客さんの理想と現実のギャップは3割ぐらいです。
例えば3,000万円で予算を考えている方の
理想の住宅は大体、4,000万円前後です。

住宅価格が1,000万円も違えば
駅から近くなるし
土地も大きくなるし
建物は大きくなるし
建物設備のグレードも変わってきます。

ギャップを埋めるには相場を知ること

住宅の多くは地域の相場を元に売却されることが多いです。
まず最初にやらないといけないのは「地域の相場」を知ることです。

1坪50万円が相場の地域で土地面積が50坪欲しいとなれば
当然ですが土地代金は2,500万円になります。
これを1,500万円の予算で探しても見つかることはまずありません。

我々、一般人では地域の相場を変えることは絶対にできません。
つまりあなたに相場は合わせてくれません。
相場にあなたが合わせる必要があるんです。
これが上手にできないと何年も住宅を探すことになります。

不動産に掘り出し物はない

様々な不動産業者を回れば世の中に出ていない
掘り出し物があると思っている方もたまにいます。
残念ですが掘り出し物を探しても見つかることはまずありません。

一般的に掘り出し物というのは相場より安いものを指すと思います。
相場より安いものには何かしらの理由があります。

一番、多いのだと「早期売却」を希望しているケースです。
早期売却をするのに一番早いのは不動産業者が買い取ることです。
わざわざ時間のかかるエンドユーザーさんに向けて販売することはありません。

情報収集、現地見学

今の時代は不動産業者に足を運ばなくても
インターネットを使えば住宅情報をすぐに入手することができます。

地域の相場を理解するにはたくさんの情報に触れることです。
同じ区でも少し地域が違えば1坪あたりでの金額は大きく変わります。

インターネットで見ていると地域の相場より安いものがチラホラあります。
安いのには必ず理由があります。
例えば土地に高低差があったり、前面道路が狭かったり、延長敷地だったり・・・。
それ以外にも土地の上に高圧線が通っていたり、墓地の横だったりすることもあります。
そういった情報は実際に現地に行かないとわかりません。

情報収集、現地見学を繰り返していると自然と相場も理解できますし
地域の特性などもわかってきます。

この段階まで来れば後は希望の住宅が出てくるのは待つだけです。


『不動産社長の役立つブログ』
Aplace株式会社

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