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地盤の強さがわかる?ちゃんと改良しています!
最近では建物の耐震等級や住宅性能評価など
建物の強度を図る項目もいろいろあります。
もちろん建物も大事ですが
それ以外にも大事なポイントがあります。
建物より地盤の強さが大事?
どれだけ建物の強度を上げても
建物が建っている土地自体が軟弱であれば
何の意味もありません。
とはいえどこが地盤が強いかなんて
調査をしてみないとわかりません。
一般的には昔、山だった地域は地盤が強い
と言われますし地名に水を連想させる言葉が
入っている地域はもともと川や沼だったと言われますが
そこまで調べるのは大変です。
※大きい図書館に行けば古い住宅地図があります。
いろいろ調べていたらこんなサイトを見つけました。
→地盤サポートマップ
全国100万軒以上の地盤調査をしている会社のサイトです。
地盤の強さは道路1本挟むだけで変わることもあるようなので
参考程度に見ると面白いですね。
やはりというか港区、南区、中川区、中村区などは
あまり地盤が強くなさそうです。
地盤調査と地盤改良
建物を建築する時には必ず地盤調査を行っています。
一般的にはスウェーデン式サウンディング試験という方法だと思います。
詳しい説明はこちらをご覧ください。
→スウェーデン式サウンディング試験
調査結果によって地盤改良を行います。
住宅で採用される改良は主に2種類です。
・表層改良
比較的浅い部分に建物を支える固い地盤がある場合は
土とセメントを混ぜて地盤自体を強くする方法です。
・柱状改良
建物を支える地盤が深いところの場合に使われる工法です。
特殊な重機で地盤を掘ると同時にセメントを流し込み
コンクリートの柱を作っていきます。
どちらの改良工事も住宅を建築するための工事なので
優劣は特にありません。
なんとなく表層改良の方が地盤が強い気がしますけどね。