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わたしが死ぬときに

私は100歳まで元気で過ごそうと思っているので、この問題を聞くとすごく人が少なくなった日本で死ぬことを想像してしまいます。

日本の人口減少における推計を調べると厳しいデータが出てきます。
総務省のデータによると最悪の場合で2100年までに日本人は3,770万人まで減少する可能性があるそうです。
2024年1月1日時点の人口が約1億2,400万人なので、76年で70%減少する見込みです。

子どもが産まれなくなった原因は様々あると思います。私の印象では、恋愛、結婚、育児が中長期的なライフプランの中で、大きなリスクになってしまったことが主な原因だと思います。いわゆる中流家庭を維持しながら恋愛・結婚ができず、結婚しても生活水準を保ちながらだと育児まで手が回らない。そんな人たちが多い社会構造になってると思います。

さらに日本人はリスクを極端に嫌う傾向があります。人生で起こりうるリスクを想定して、失敗しないように、困らないように生きること。世間様に顔向けできるように過ごすことが、賢く正しいことのような空気感になっている印象を受けます。世間様から、とやかく言われそうな状況であれば最小のリスクで済むように自分一人で過ごすことを選ぶということです。

それは将来のパートナーや生まれてくる子どもを不幸なことから遠ざけてあげたい、苦労をかけたくないという優しさから発生してると思います。しかし、根底では理想通りにできないことによって傷つき苦しみ恥をかく自分を守りたいという気持ちもあるのではないでしょうか。

人はいつか死んでしまいます。いつ死ぬかもわかりません。今日眠りについて明日が来ない可能性だってあります。今際の際に失敗を恐れて動かなかったことを後悔しないと言い切れるでしょうか。
自分の子どもを作ることは人生の中で諦めなければならないときが訪れます。そのときに後悔しても遅いのです。
誰かの目を気にして、リスクを言い訳に行動しないことで、不安や息苦しさを感じているのであれば、まずやってみる勇気を持つのも良いではないでしょうか。

そのために批判と嘲笑ではなく、挑戦と称賛で溢れる世の中にしたいと願ってます。
そうなるように自分の考えを誰かに伝え、共感を生みたいと思って書きました。

人口減少・少子高齢化。そんな社会問題も昔あったな、とたくさんの日本人が住むここで私は死んでいきたいです。

↓お時間のある方はどうぞ。

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