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2025.1.8 「新工場戦略」の現在地。

1月8日(水)
今日から数回に分けて、各戦略について私の考えとか、今の状況とかを話して行きたいと思います。
今日は第1回目で、新工場戦略についてです。


今年から「新工場」部分だけ独立した戦略としました。
新工場については昨年何度も話題にしましたが、かなり紆余曲折があったので、あらためて現在の状況をお話ししたいと思います。


①補助金について
新工場プロジェクトはかなり高額なものなので、補助金が取れないと前に進みません。
今狙っている補助金は農水省の
「強い農業づくり総合支援交付金(新基本法実装・農業構造転換支援事業)」
というものです。

簡単に言うと・・・
我々実需と生産者が連携して、ニーズにマッチさせた一体化した新しい仕組みを作ろうというものです。

この補助金のいいところは・・・
・補助金額が大きく建物も対象(1/2補助で最大60億)
・3年間かけられる。

逆に大変なのは・・・
・県、市、農政局、さらに複数の農協を巻き込んだ大掛かりなものになる
・下準備にものすごい時間と労力がかかる

まだ補助金の全容が分からないので、詳しい話はまた近いうちにしたいと思います。

②スケジュール
・補助金のスケジュールによります。
・一番順調にいけば、2026年春〜夏に建設開始
・半年で建設終了
・その後半年から1年で機械設置と電気工事
・さらに手直し
・2027年夏〜冬頃本格的稼働を目指す

③土地の賃貸借
・測量、ハザード確認、登記、農地転換終了
・契約書の取り交わし、公証役場の承認終了
・この1月から正式に借り始めた

④設備
・2つのラインで製粉(山形県産、東北産、輸入等)
・大型石臼2台、通常石臼20台(or10台)、ロール2台
・張り込み口1箇所、脱皮設備、パッカーあり
・現在の原料倉庫からも張り込める
・石臼館と新工場で粉のやりとり可能
・建屋は3階建て
・これを一人でオペレーション

⑤その他
・大手以外にも使える
・大型石臼で安価なそば粉製造
・従来工場の空いたラインで品種・産地別等の細やかな製粉が可能


これからのスケジュールは・・・
①東北農政局、県、補助金コンサルと詳細打合せ(1月)
②連携者探しとスキームの構築(2月)
③申請にも必要な工場図面の完成(3月)
④建設会社の選定(4月)
⑤詳細見積もりの作成(6月)

補助金の詳細打合せ後にやるべきことが分かると思いますが、今年は補助金取得の下地作りでかなり忙しくなります。

まずは今できる部分から前倒しで進めていきたいと思います。


それでは本日もよろしくお願いいたします。


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