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2023.12.11 会社やお店を存続させるための3つの悩み

12月11日(月)
今日は先々代社長の彦市さんの命日です。
そんな日にピッタリかは分かりませんが、「会社を続けるための悩み」の話をしたいと思います。


先週、大阪のそば屋さんを6軒ほど回ってきました。
全てのそば屋さんで食事をしてきたので、食べ歩きというより、大阪だけに食い倒れという感じでした。

目的としては、「やまがた女子蕎麦」の説明や参加のお誘いをしてきて、それはそれで一定の手応えはありました。ただ、それ以上に収穫があったのは各お店のオーナーさんや店主さんの本音や悩みも聞けたことかなぁと思います。


その中でみなさんが悩んでることを集約すると、次の3つだと感じました。

①人手が集まらない
②後継者がいない
③原材料や経費が高騰して利益が出ない

で、この3つとも深刻な問題です。

先月、全国の老舗そば屋さんの「新そば会」が山形に集まったときに、皆さんの近況報告を集約すると、やっぱりこの3つで悩まれてるなぁと感じました。今回の大阪でもほぼ同じですね。
どうやってお店を維持していくかに悩んでるようです。


我々はお客様の困りごとを解決する会社でならなければなりません。
でもこの3つって、とっても解決しにくい問題で、すぐにいい案が見つかる訳ではありません。
というのも、うちの会社もやっぱり同じようにこの3つに悩んでいるからです。

ただ、アプローチとしては、②の後継者問題は別として(②は何とかして後継者を作るか連れてくるかM&A)、生産性を上げることしかないように思います。
つまり、今までのやり方を大幅に見直さないといけないのですが、そこに立ちはだかるのは人間の感情問題です。お客様の感情と、我々自身の感情です。


会社やお店を存続させるためには、これからいろんなことが試される時代に入ってきました。
最後に生き残れる組織は、結局「変化に対応できる組織」だということは間違いなさそうです。


それでは今週もよろしくお願いいたします。


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