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2024.8.1 8月にやることリスト

8月1日(木)
いよいよ8月ですね。
まもなく「夏新そば」のスタートです。


夏の新そばは、全国に先駆けて我々がずっと昔からやってきた取り組みです。毎年原料が安定しないワケですが、我々の力を使ってこれからも大切に育てていくものです。

そのためには、「夏新」として同じことを繰り返すだけでなくバージョンアップしていくことが大切です。新しいこととして何ができるか?商品開発、品質管理、販売方法等々いろんな切り口でまだまだ考えるべきことがたくさんあります。例年と同じルーチンで満足・・・というマインドを変えていこうと思います。


今月もやることリストを「戦略」に沿ってお話しするので聞いてください。

①新旧工場
「新工場の設計の見直し」と「旧工場の効率化」
・ロール製粉機を入れることになるが、1期工事に入れるかどうかの検討。
・土地関係(農転)の打合せ
・設備投資に使えるキャッシュの再計算
・本工場効率化の具体的な計画

②お客様との信頼強化
これからの時代の「営業スタイル」とは?
・いかにしてお客様を勝たせることができるか?
・お客様の真のニーズをどう探るか?
・真の営業とは何か?

③営業拡大
新しいお客様のニーズとは?
・製麺屋さんへの提案とその後のアプローチ
・老舗そば屋さんへのアプローチ
・新規のおそば屋さんへのアプローチ
・大手メーカーへのアプローチ

④デジタル
すべての業務の効率化のために
・商管導入の勉強
・もっともっとデジタルを使いやすくするには?
・とにかくデジタルで出来る仕事はデジタルで!

⑤農業
うちの「強み」に
・夏そばの結果比較(キタワセ、キタミツキ、比較用)
・秋そばの播種
・循環型農業(川西)のフォロー
・北海道の畑視察(高温障害は?)
・戸沢の畑視察(水害は?)

⑥品質管理
【守り】デイリーの品質チェックを簡単に
・そば打ちテストの再考(アイコーニーダ―)
・RVAをもっと簡単に測れないか?
(少量の玄そばサンプルで出来るようにしたい)

⑦商品開発
【攻め】世の中の多種多様なニーズに応えられるように
「大手向けコスパ最高のそば粉」と「こだわりそば店向け品質最高のそば粉」
・県外のさまざまな情報を探して、真似するところから始めるもよい。
・手打ちそば店用の最高峰の粉を実現(風味と食感)
・新しいそば料理の考案

⑧研究開発
商品開発のさらに基礎データ(まだ世の中に出てきてないもの)
「大手向けコスパ最高のそば粉」と「こだわりそば店向け品質最高のそば粉」
・大手から求められている「香り」について別角度から研究
(大手メーカーと打合せ)
・レオメーターでの食感測定(新しい使い方習得)
・なぜ特定のそば屋さんはあんなに香りを再現できるのか?
(手挽きがなぜ美味しい)

⑨社員成長
全員のレベルアップをしないと会社の未来は無い
まずはそういった雰囲気を作りたい
全ての基礎は人なのでここは最重要だが全く進んでいない
・集合して行うのが勉強会ではなくてもいい
・絶対に受け身にならないような勉強会に


戦略管理シートには、毎月私の意見を書いているので、各リーダーサブリーダーは絶対に読んでください。


先月も言いましたが、各戦略が停滞して機能していないことにかなり危機感を感じています。このままだと新工場を作っても箱だけできて、人間が変化についていけません。つまり新工場は失敗します。

「戦略」は、社長の私が絶対に必要だと思い、かなりの時間を割いて提示しているものなので、それに答えて欲しいです。


それでは今月もよろしくお願いいたします。


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