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2025.1.29 「デジタル戦略」でDXを!

1月29日(水)
本日は「ITデジタル戦略」についてお話しします。

この戦略の目的となるものは、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」です。
DXとは、単に業務をデジタルに移行するだけでなく、デジタル技術を活用して効率化しながら、仕事のやり方そのものを変えていくことです。


数年前のコロナをきっかけに、デジタルの活用は急速に拡大しました。今後も驚くべきスピードで進化していくことが確実です。
ただし、我々蕎麦業界は、デジタルの活用がとっても遅れている業界です。だからこそ、当社が効果的にデジタル技術を取り入れることができれば、業界内で圧倒的な優位性を確立できると確信しています。逆に、取り入れられなければ、非常に厳しい未来が待っています。


これまで鈴木製粉所では、業務システム(Googleツール、販売管理、在庫管理)の導入、クラウドの整備、Wi-Fi環境の整備、そして社員教育など、デジタル化の基礎となる部分に力を入れてきました。つまり、アナログで行っていた業務をデジタル化し、ネットワーク技術を活用してIT化を進めてきたワケです。

これらの基礎的な取り組みは、今後も継続して充実させていくべき重要な柱であると考えています。
社内の情報共有として、Googleのチャット、ドキュメント、スプレッドシート、カレンダーは今まで以上に活用していきます。


しかし、この戦略開始から数年以上が経過し、デジタルの世界は大きく変化しました。
今後は、デジタルをどう実践に取り入れていくか、
さらには、AIの活用も重要な要素となっています。
そのため、そろそろ次のステップへと進む時期に来ていると感じています。


そこで、今年は基礎的なスキルの学習に加え、以下の項目にも取り組んでいきます。

①KPIと連動した業務システム構築
当社の業務管理システムをKPI(重要業績評価指標)と連動させ、営業施策や経営判断を迅速に行える体制を構築する。

②顧客との情報連携の強化
お客様との情報共有やコミュニケーションをデジタル化し、よりスムーズな連携を行う。

③新工場とその補助金との連携
新工場の環境整備においても、デジタル技術を積極的に活用する。
さらに新工場建設の補助金取得要件として、工場内や原料生産者向けのソフトウェア導入も検討する。

④AIを使った業務改善
本年中に想像を超えるような進歩するAIについて、情報を取り続けるとともに、業務の中で積極的に活用していく。


これらの取り組みを実現するためには、次の要素が不可欠です。

・個人のデジタルスキルアップ
・社内教育
・会社全体のムード


ITデジタル戦略は未来を拓くための重要な取り組みです。変化を恐れず、一緒に会社の未来を創造していきましょう。


それでは本日もよろしくお願いいたします。


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