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2024.8.5 「win-win」の本質が深イイ話

8月5日(月)
今日はwin-win(ウィンウィン)という言葉についてお話したいと思います。


仕事でもプライベートでも、人と人との付き合い方はwin-winが基本だと言われます。
たしかにそうだと思いますが、最近ラジオでこのwin-winの本質について興味深い話を聞きました。


このwin-winの関係とは、お互い両方が勝つという意味で、取引や共同作業で双方にメリットがあり、ハッピーな状態を指します。

で、これって、割と明るくてポジティブないいイメージで使ってますよね?
朝礼でよく話す「7つの習慣」でも、第4の習慣として重要視されています。


ただ、よく考えてみると、win-winって結構打算的な関係なんです。
打算的っていうのは損得の関係です。
お互いが得をするからやるという意味で、純粋な綺麗ごとではありません。

これと反対に、損得でない人間関係は親子の関係です。それも親から子での関係です。
損得ではなく、愛情ベースの無償の愛の関係です。

友達関係も友情ベースである程度損得以外の関係は成り立ちますが、win-winでない一方的な関係では長続きしません。
恋人や夫婦関係でも、結局はwin-winが必要です。
つまり、人間関係のほとんどはwin-winの損得関係がベースにあるということです。
ましてやビジネスなんかは絶対そうですよね。

まあ確かにそうかな?とは思いますが、ちょっと悲しい感じもしますよね?


で、ここからが重要なポイントですが、
この打算的な損得関係をあからさまにしてしまうと・・・やっぱりうまくいかないんですね。興醒めしてしまうんですよね。

じゃあどうやったらうまく行くかというと、win-winの損得関係であることは前提条件なんですが、それだけじゃない、根底には愛情や友情や信頼関係があると思いこめることが非常に重要なんです。


言いたいこと伝わってますかね?
つまり、人間関係には次の2つが必要です。

①損得関係としてwin-winが成立していること
②損得だけで成り立っているワケではないと思えること

打算ベースの損得関係と、愛情・友情・信頼関係みたいなことの2つが揃わないと長続きしないということです。

そしてこのバランスが大切です。
ただ、ビジネスではどうしても損得関係が多少崩れる瞬間があります。
値上げとか、人手不足や効率化としてのサービス低下とか・・・。

そんなときのために、普段から信頼関係を大切にして、不測の事態のために備えておくことが必要だと思います。


それでは今週もよろしくお願いいたします。


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