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2024.12.16 カザフスタン産そば入庫します。

12月16日(月)
今週カザフスタンの原料が入ってきます。
当社としては初めて使うので、みなさんに興味を持ってもらいたくて、今日は「カザフスタン」についてお話しします。


まずは、みなさんカザフスタンって国をどれくらいご存じですか?

旧ソ連の国というくらいで、多分ほとんど知らないんじゃないかと思います。
私もほとんど知らないので調べてみました。

基本情報をAIに調べてもらうと・・・
面積は日本の7倍で世界第9位の面積です。世界地図で見ると結構存在感があります。
逆に人口は日本の6.5分の1です。
使っている言語はカザフ語ですが、公用語としてロシア語が広く使われているそうです。
宗教は7割がイスラム教で次いでキリスト教です。
主要産業は石油、天然ガス、ウランといったエネルギー関連で、農業としては小麦、大麦の生産が盛んなようです。

首都はアスタナという都市ですがあまり聞きなじみがないですよね。
人口134万人で高層ビルや近未来的な建築物が立ち並んでいるらしいです。
ちょっと意外ですが、都市計画には日本の有名建築家である黒川紀章さんも関わったということです。


次にそばに関してですが…
生産量は日本の2、3倍で結構作っています。
世界的には第4位の生産量です。
ロシアの大産地アルタイ地方にとても近い位置関係なので、文化も気候もそば栽培に合っているんだと思います。


で、ここからは同業者情報です。
今年の夏に同業者がグループをつくって実際にカザフスタンのそば畑等を視察してきました。

そのレポートによると・・・
大平原の中でそば栽培をしていて、地平線がかすむような広大なそば畑らしいです。訪問した生産者のそばの栽培面積が3000haで、山形県の全体のそば畑の面積の半分以上という大きさなので、まあ頭の中で想像できません。

収穫は北米のように刈り倒して天日干しだそうです。日本の摩周にも少し似ていますね。収穫後の精選工場は調整、脱皮、焙煎まで行っていて、思ったより綺麗だったということです。

カザフスタンでのそばの食べ方ですが、ロシア同様ムキ実が焙煎されていて、日本の米のように炊いて食べるようです。ピラフとかも多いようです。


なんとなくカザフスタンのそばを想像できたでしょうか?
いよいよ今週入ってくるのでみなさんも関心を持って接して欲しいです。

なお、サッカーワールドカップ予選で好調のウズベキスタンは、隣の国なので間違えないで下さい。


それでは今週もよろしくお願いいたします。


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