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2024.9.9 「確証バイアス」の怖い話。
9月9日(月)
今日のお話しですが・・・
みなさん「確証バイアス」って聞いたことありますか?
ちょっと難しい言葉ですが、「バイアス」っていうのは、私たちみんなが陥りやすい脳の癖のことです。その中で、私が特に厄介だと感じている「確証バイアス」について、対策も含めてお話ししたいと思います。
まず、「確証バイアス」とは何か?
簡単に言うと、自分がすでに持っている考え方や思い込んでいる考え方を、肯定する情報ばっかり集めてしまう脳の癖のことです。反対の意見や情報を過小評価してしまう脳の癖でもあります。
ちょっと難しいですかね?
例えば・・・
ダイエットをしたいと思ってる人がいて、糖質制限ダイエットがいいかも?やってみたいなって薄々思っていたとします。
そんなとき、テレビやネットから、その糖質制限ダイエットの成功した情報が流れてくると、「やっぱりいい方法なんだ!」ってなるんですね。
でも実はそのダイエット方法が効かないという情報や、別のダイエットがいいという情報が流れているのに、自分の中のフィルターで選別されて、糖質制限ダイエットはいい!という自分の思い込んでいる情報だけが頭に残ってしまいます。
自分だけでなく、みんなもそう思ってるんだって錯覚しちゃうんです。
仕事での例を挙げてみると・・・
会社を良くしようとして、お客様や同業者に話を聞いたり、ネットやAIでいろんな情報収集しますよね。
でも、無意識のうちに、自分の意見や思い込みに合う情報だけを選んでしまうんです。
結果的に、幅広く調べた気になっていても、結局自分の考えに合う情報だけを採用して「自分はやっぱり正しかった」と思ってしまうんです。
そういう経験ってありませんかね?
あると思える人はまだ救いがありますが、それすら感じない人はもうどっぷりバイアスにやられています。
では、どうすれば「確証バイアス」から逃れることができるでしょうか?いくつかの対策を挙げてみます。
1. 客観的で広い視点を心がける
2. 自分の意見を疑う姿勢を持つ
3. 様々な角度から仮説を立ててみる
4. 価値観の異なる人と交流する
これから、鈴木製粉所も様々なチャレンジをしていきます。その際、多くの可能性を探ることになります。そんなとき、自分の考えも他人の考えも、少なからず「確証バイアス」の影響を受けているということを念頭に置いて、常に問い直しながら行動を心がけたいと思います。
それでは今週もよろしくお願いいたします。