WaymoがSF市の公共交通接続にインセンティブ発行へ
WaymoがSF市でロボタク配車に絡んで公共交通網との接続に使う顧客向けインセンティブを提供するプログラムを開始します。
公共交通が一定整備された市内では公共交通との接続は効果高く、これまでの乗車実績からも事業拡大に資すると見ている模様です。
1;Waymoの公共交通網利用インセンティブ
10/17にWaymoは公共交通網との連携利用にインセンティブを出す取組を発表。SF市で特定の公共交通機関の駅を利用する乗客に3ドルのクレジットを提供、今後1ヶ月実施。
実施は11/15までで、獲得クレジットは12/31まで他の乗車に使うことができる。対象となる駅は以下の通りで、何れかに出入りすると自動的に3ドルが乗客アカウントに追加されるが、1日1回に制限。(乗客の公共交通網利用について証明の必要はない)
(対象)
BART: Colma, Daly City
BART/Muni: Balboa Park, Glen Park
Muni: West Portal, Revere / Shafter (T Third Street line)
Caltrain: 4th & King Street, 22nd Street
2;取組の背景
今回の取組はWaymoの調査でSE市乗客の36%がロボタクサービス;Waymo-Oneを利用して他交通機関に接続していたことから実施。自動運転車配車オペレータとしては初の取組で、政府等の支援は受けておらずWaymo独自の取組
公共交通機関との接続は一般的にマイクロモビリティが最適とされており、今回は自動運転車で対応するとのことで結果に期待が集まる。
ちなみに、24/09にシアトル市交通局はLimeと連携して自転車/スクーターと公共交通機関を結びつけるプロモーションを開始している
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?