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Teslaがオートステアリング機能に関して200万台をリコール(無線アプデまで機能制限)

NHTSAのオートステアリング機能の調査に基づき、TeslaはAuto-Pilot機能の機能制限に踏み切りました。
対象は200万台で、無線アプデを行うことで対応する方針ですが、現状での対応日は未定です。
先般に送ったような["Self-Drive"の販促利用]についての当局から指摘を受けるなど、Teslaに対する逆風が吹き始めているようです。

1;Teslaのリコール

 12/13にNHTSAはTesla車のオートステアリング機能の確認機能が不十分であるとの判断を下し、Teslaは無線アップデートを行うと公表。今回のリコール対象は200万台で、現時点で運転支援システム[Auto-Pilot]の使用は制限されている。
 Tesla車でオートステアリング使用中にドライバーが道路に注意を払っているかどうかを確認する方法が[不十分]としている
 今回のリコールはテスラのAuto-Pilotの目玉機能であるオートステアリングの使用を制限する。同機能は[大きいカーブを曲がる時も車を車線中央に固定でき、テスラのADASが競合に対する優位を確立/維持]するのに役立っている。
 全Tesla車に標準搭載されている[Basic Autopilot]には、競合他車でいう[AdaptiveCruiseControl機能]も搭載されている。TeslaではTraffic Aware Cruise Controlと呼ばれる機能で、予め設定した速度で定速走行して、先行車との間合いをシステムで測定して自動加減速する機能

2;Teslaのアプデ

 Teslaのアプデには[追加制御/警告]が機能追加され、オートステアリング使用中にドライバーが注意力を維持できるようになる。
 また、危険な場所でソフトウェアをアクティブにする際に[追加確認]が行われるとのこと

3;Teslaの判断について

 Tesla/マスク氏が[完全自動運転]の実現に向けた歩みを常に進めており、機能停止は相当に驚くべき決断
 Teslaはオートステアリング機能が[完全に注意深いドライバーがアクセス制御された高速道路で使用]を前提とすると述べてきた。しかし、システム認識などの基本条件が満たされている限り、ドライバーが高速道路以外の場所でOnにしても作動する
 NHTSAは10月に[オートステアリング機能誤用に関する調査]をTeslaと開始したとのこと。Teslaは分析に同意しなかったが、最終的に12/5にリコール実施を決定

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