Waymoがオースティンでも一般乗客向けロボタクサービスを展開へ
Waymoは従業員向けに限定サービスを提供していたオースティンで、一般乗客向けロボタクサービスを展開します。
展開地域は限定的なるものの中心部を網羅しており、市内のバス/LRTとの連携も想定されます。
日本の広島や札幌と都市構成/交通システムが似ている点もあり、参考にする点が多そうです。
1;オースティンでの事業拡大
10/初週にWaymoはオースティンで市内で一般乗客向けに完全自動運転車の配車を開始する予定と明らかに。サービス範囲はしない37平方㏕で展開され、[南; Parker Lane/Montopolis]から[北; Hyde Park/Tarrytown]をカバー。
今回の試験に利用する台数は不明だが、車両は[Jaguar I-PACE AV]を利用する予定とされる
乗客はWaymoがUberに完全移行/統合するまではWaymo-Oneアプリ経由でサービス予約/利用(24/365)を行う。乗車料金請求に関しては明らかにしていないが、Waymoの過去施策を鑑みると当初は無料となる見通し
2;Waymoのロボタク展開
Waymoは独自に配車サービス;Waymo-Oneを運用しており、SF/LA/フェニックスの3都市で展開。25年中にUberとの提携に基づいてUberにサービスを統合する予定
24/09にWaymoは25年にオースティン/アトランタの2都市でUber経由にてロボタクサービスを展開予定と発表。フェニックスでは既にUber経由で乗車サービスを提供。
今回対象となるオースティンでは24/03から従業員向けサービスとして完全自動運転車の配車を行っていた
なお、Waymo は中国EVメーカー;Zeekrとも共同で専用ロボタクを開発しており、第6世代での採用を決めた。Waymo広報は[自動運転車を開発しており、この秋にはWaymo Oneの展開都市でZeekr-PF上で第6世代Waymo Driverのテストを継続する]としている