Teslaが25年内のロボタク事業化に向けて試験運転を実施中
10月はTeslaにとってCyberCab発表や決算説明会と様々なイベントが行われましたが、ひっそりとロボタク実証も行っていました。
最近の決算説明会でMusk氏が西海岸におけるロボタクの事業化に係るテスト執行を明らかにし、一方で当局対応が進んでいないとみられ、当局の姿勢を官僚主義の極みと批判しています。
おひざ元ではWaymoが先行して事業化を進めており、焦りもあるのかもしれません。
1;Teslaによるロボタクの実証実施中??
10/23実施のTesla決算発表でMusk氏がCA州/TX州でTeslaロボタクを開始すべく、既にベイエリアでサービス実証を行っているとぶち上げ
Musk氏の発言は2週間前のCyberCab発表時に[Model3/ModelY所有者がFSD(無監視)を使用できるようになる]と約束したことより踏み込んだもので、今回発表の実証についてCA州DMVは許可の要不要についてコメントを出していない
決算発表の電話会議で、TeslaはCA州で適切な承認過程を経て一般消費者向けサービスを開始する予定。CA州では[DMV/CPUCによる複数の承認]が必要で、現在SF市でロボタクサービスを展開してるのはWaymoのみの状況。
Musk氏は[CA州の状況は官僚主義の極み]と述べて批判、一方で[地元TX州ではよりスムーズなプロセスを期待する]としている
Teslaの副社長(SWエンジニアリング)のDavidLau氏は[従業員が呼止めた車両には安全ドライバーが運転席に座っている]と述べている。ちなみに、現状Teslaの車両ラインナップ/FSDで[人間介入無しx自動運転]が可能なものはない
2;TeslaのFSDについて
2016年にはWebサイトで自動運転SWの開発/社会実装について下記様に喧伝していたが、現状は…。Musk氏は[現在(16年)生産される全てのテスラ車にはSFDハードウェアが搭載されている]と約束、搭載後数年間は[スイッチを入れるだけで自動運転車で街がいっぱいになる]と主張していた
8年後の現在、ハードウェア部分も実現していない状況で、TeslaのFSDはADASでWaymoのような自動運転システムとは看做されていない。高速道路/市街地で利用できる自動化機能をいくつか提供するが、ドライバーは注意を払って制御する必要がある
電話会議では[監視無x自動運転]が実現した段階で車両オーナーの費用負担なくハードウェア交換することも約束。現状はHadware3(19年以降に組込み)を搭載した車は最終的に自動運転が出来なくなる可能性に言及しての対応
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?