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JobyがNY市空中でeVTOLの飛行デモを実施

11/12(日)にJobyがNY市上空での飛行デモをイベントに合わせて実施しました。同イベントでNY市長がヘリポートの電化対応に言及したり、Delta役員によるNY市⇔JFK/LGAの航路計画が発表されるなど、事業化への動きが具体化してきました。

1;NYでのeVTOL飛行イベント

 11/12にJobyとVolocopterはNYで短期間の飛行デモを行い、都市内でのエアタクシーの可能性の大きさを明らかに。マンハッタンのダウンタウンのヘリポートから離陸/周遊を実施、Jobyにとって初の都市環境飛行で、NY市も初の電動エアタクシー実証となる
 Eric/Adams市長(NY)は同イベントで市設備の電動モビリティ対応を表明。マンハッタンにある2つのヘリポート(ダウンタウン/E34番街)を電化対応。既にNY港湾管理局/NY市経済開発公社と緊密に連携して規制緩和/公共投資拡充の協議を行っている

JobyとNY市長は下記のように述べている
~Joby-CEO~
[世界で最も有名なヘリポートを電動化することで、NYはeVTOL導入で世界的なリーダーシップを発揮、市の協力に感謝するとともにDeltaと連携しての提供を心待ちにしている]
[騒音を大幅軽減したeVTOLは静かで排出ガスの無い快適な移動をニューヨーカーに提供し、日常の移動手段になると思う]
~NY市長~
[NY市の目標達成(50年までにCO2排出量05年比で80%減)にむけ、エアタクシーの促進に向けてヘリポートを電化する]

3;JobyとDeltaの協業

 JobyはDelta航空と連携して、静か/クリーンなエアタクシーをNY市で提供する予定。まずは[マンハッタン⇔JFK空港]の間での往復を提供(通常車で1時間かかるところを7分で!!)。JFK/JGA両空港でのインフラ整備を含む初期のeVTOLエアタクシー運行の準備を進めている
 Deltaの上級副社長は下記のようにコメント
 ‐[お客様への最高体験提供のため、JFK/LGAの両空港に70億USD以上を投資しており、Jobyとの取組はその一環]
 ‐[今回の発表はエアタクシーサービス実現への大きな一歩であり、NY市/Jobyと共に引き続き協業する]

4;その他

 同イベントでeVTOL開発/製造するBETA-Techは相互運用可能な航空機充電技術をお披露目
 Jobyは25年の商業サービス開始に向けてFAAと協議しており、5段階認証のうち3番目の段階にある

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