Cruiseがダラスで再びロボタクシーをテスト中
Cruiseがガバナンス体制整備/体制立て直しにひと段落ついて、ロボタク実験を範囲を拡大しています。
このほど、ダラスでのロボタク再開をXに投稿して再開の狼煙を上げています。
ただ、有人運転/データ収集がメインであり、以前の姿からは相当に後退していますが、着実に信頼を回復する算段のようです。
1;Cruiseのロボタク範囲拡大
CruiseはXへの投稿でダラスにおけるロボタク車両群の再配備を明らかに。ダラスは昨年の事故以降の事業停止を解除した後に事業展開を進める2番目の都市(最初に再開したのはフェニックス)
ダラスでの事業再開内容は以下の通り
-車両;3台が確認され、旅客乗車/自治つ運転等はなされていない
-機能;人間のオペレーターがダラス周辺で車を運転し、地図/道路情報を収集
広報担当者は[将来的には、事前に決めた安全基準に照らした"監視付き自律運転"に拡大する]としている
2;Cruiseの次なる一手は…?
完全に先行しているWaymoに追いつくべく、CruiseもCA州での事業運営再開を狙っているとみられる。
24年初めにWaymoはロボタクの商業事業に関して地理的範囲を拡大、本年4月にCA州DMVはCruiseが当局と連携して事業認可復権に動いていると認めている
テキサス州も規制/環境等の特性から、Cruiseにとっての事業再開の地と目されている。事故以前にCruiseはダラス/オースティン/ヒューストンでもロボタク事業を実施していた土地勘もある。加えて、[晴天率の高さ][有利な立法環境]などで、テキサス州は自動運転トラック一大拠点となっている
いずれにしてもCruiseは以前の積極/急拡大戦略の失敗を糧にして、ゆっくりと/着実なアプローチを選択している
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