Cruiseのロボタクが西海岸にてマッピング業務を再開へ
Cruiseが西海岸2都市で有人運転でのマッピング業務を再開するとリリースしています。
自動運転にあたっての最初のプロセスであるマッピング業務、事故から1年近く経ち、当局との和解から3か月近く経って漸くの西海岸復帰となります。
1;Cruiseによるマッピング再開
9/19のX投稿でCruiseはCA州2都市で[有人運転]でのマッピングを複数台で展開することを表明。対象都市はSunnyvaleとMountainViewでベイエリアでの事業展開は23/10の人身事故以後で初めて
本年後半には最大5台のロボタクによる監視付き自動運転試験に進むことを予定するとのこと
Cruise広報担当は下記のようにコメントして事業の着実な進展を強調している
-[ベイエリアでの試験再開は規制当局や地元関係者との継続/緊密に協力していく上で重要な一歩]
-[連携実施により、地元の従業員が当社製品に直接関わり、R&Dを通じて当社の技術を改良/改善できる]
2;これまでのCruise
24/06にCruiseとCPUCは[23/10の事故に係る情報提供の不備]に対する11.25万ドルの罰金支払いで和解。
23/10の事故では自動運転車が別車線で衝突された歩行者を撥ねて引き摺るというもので、最終的に会社再編につながるものに。事故の後に共同創業者/CEOのKyleVokt氏及び複数幹部は辞任し、GMは新経営陣の指名及び8.5億ドルの追加資金投入を実施
24/06以降、Cruiseはフェニックス/ダラスで自動運転車を用いてマッピング作業を開始。一方で、独自に開発を進めていたOriginの製造を中止した