UberでWaymoのロボタク手配可能都市が拡大へ
WaymoとUberが協業関係を強化し、Uberを通じたロボタク配車がオースティン/アトランタでも可能となります。
Uberは多くの周辺事業者との協業を強化していますが、WaymoもWaymo-Oneの開放を通じた協業強化/エコシステム形成に動いています。
アメリカでのロボタク事業は中国と並んで意外に早く進むのかもしれません。
1;WaymoとUberの連携
9/13にWaymo及びUberは公式ブログでオースティン/アトランタの2都市でUberアプリを通じたWaymoロボタクサービスの展開を共同リリース
今後数週間でUberの限定先なユーザがWaymo-Oneアプリ経由でロボタクサービスの手配が可能となる(車両はJaguar- I-PACE AV)。2都市での配車台数は明確でないが、広報担当は[車両は時とともに数百台に増える予定である]としている
今回提携での双方の役割は下記の通り
(Uber) 車両清掃/修理などの車両管理を担当
(Waymo) Waymo-Driverの利用/運用を監督し、乗客サポート機能を提供
Waymoは既存/新規市場でWaymo-Oneを引き続き運用する方針で、[将来の市場を見据えて、Waymoが所有/運営するWaymo-OneとWaymo-Oneパートナーシップモデルの両方を状況に応じて使い分ける]とコメント
2;Uberでのロボタク配車
Waymoのロボタクは23/10からフェニックスのUberアプリで利用可能。Uberは配車/配達の各分野で自動運転協業を促進しており、昨今はCruise(GM子会社)やWayve(英/自動運転システム)と資本業務提携
Waymo-Oneはサンフランシスコ/フェニックス/ロサンゼルスで展開されており、週に約10万回の運行を行っている。24年初めにWaymoはアトランタでロボタクの試験を開始し、その後にオースティン周辺で自社従業員の送迎にロボタクを利用。[試験→従業員利用→サービス開始]は一つのパターンとなりつつある
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