Lightsspeedによる[不況での立ち居振る舞い指南]
Early投資で有名なVCのLightspeedの論説も面白かったので共有であります。
https://medium.com/lightspeed-venture-partners/the-upside-of-a-downturn-9219ea4b26a2
[チャンスとしての不況]との言説で、Start-upに厳しい決断/判断を迫られる現況かも見方を変えると好機になるって言いたいのかなと。
急速な市場変化/冷え込みの中で生き残るために短期成長を犠牲にしても、[難しい決断]と[戦略的な強い意志]を持てる経営者を投資家/市場は評価するんだと思います。
1;危機を活かす
・危機に対して決断力を持って、価値ある変化を起こせる経営者は、市場が正常化した時により強い立場に立てる
2;採用への思考を改める
・これまでの売り手市場から一転し、景気後退で状況はリセット
・上位企業や近隣企業でのレイオフが進み、今まで採用できなかった人材層にアクセスする好機に
3;不要不急の活動を削減
・従前の[成長がすべてを隠す状況]から一転し、自社のコアを再考して資源を集中投下する機会に
(強気市場では調達の容易性からチャレンジ数が増え、無駄な活動も許容できた)
4;事業モデルの磨き込み
・事業エコノミクスを見直して事業モデルの強靭化を進める機会に
(強気市場では成長重視で価格攻勢/人材採用等の先行投資で先走り、事業モデルの確からしさが資金投下でごまかし)
5;M&A/アライアンスの機会
・市場の冷え込み/縮小により競合の競争力が低下し、無駄な戦いを避けるためのM&Aが容易に
(強気市場では、市場で勝つための恐怖心から不健全な過当競争へ)
6;成長の前に生き残る
・危機に際しての決断は短期成長を犠牲にし得るが、ファンダメンタルを強化するいい機会に
・ここでしっかり対応できる企業は顧客/市場から再び評価を得ることができる
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