英国の自動運転新興;Wayveが米国で自動運転実証開始へ
自動運転新興;Wayveが英国に続いて米国でも自動運転試験を開始しました。
同社にはSoftBank/MicroSoft/NVDIA/UBERが出資しており、米国特有の交通環境をAIに組み入れることで自動運転機能の高度化を目指します。
1;Wayveによる米国実証の開始
10/21に自動運転新興;WayveはSF市及びベイエリアで[Teslaのような自己学習型自動運転SW実証]の開始を発表。2018年から行う本拠地;英国以外で初の路上試験で米国事業の拡大への足掛かりの位置づけ
今回の実験に先立って[米国事業拡大/AI開発サポート]に向けてCA州サニーベールに拠点を開設。AIを介して車両が現実環境で人間の行動を学習することを通じ、[自動運転車の安全性を高めて、道路をより安全にする]ミッションを実現する
今回の試験プログラムは運転安全性向上に向けて[Teslaに似た自己学習型自動運転システム]に重点を置くとのこと
Wayveは開発する[あらゆる車両への運転支援/自動化を可能とするAI-SW]を自動車OEMに販売する計画。試験ではMustang-Eを使って[人間のテストドライバーが手離しで走行]することから始めて、最終的には[より高度な自動運転]にまで拡大する計画
Wayve;CEOのAlexKendoll氏は下記にようにコメントしている
-[現在2つの大陸に跨る実環境でAIソフトウェアをテストしており、SF市の独特な運転条件は、自動車OEM向けのグローバルAI-PFの開発に重要で豊富な示唆を含んでいる]
2;Wayveの状況
Wayveは直近24/05にSeries-Cで10.5億ドルをSoftBankリード、MicroSoft/NVDIAが参加する形で調達に成功。英国xAIでは史上最大額の資金調達。Uberも金額未開示ながら参加、業務提携もしており8月には[Wayve導入した自動運転車がUberのNW上で利用可能になる]としている
Wayveの副社長(オペレーション/商業化)でありKaityFisher氏は下記のようにコメント
-[CA州で米国実証実験を開始することで、Microsoft/NVIDIA/Uberなどの主要パートナーとの連携を深めることができる]
-[クラウド/シリコン/モビリティサービスでの連携により、当社のAI運転技術を自動車OEMに提供するグローバルエコシステムの構築が加速する]