
BYDがウルグアイに商用大型バス100台を納入へ
BYDは大型EVバスをウルグアイの公共交通会社に100台納入することを発表、同国のグリーン交通実現に重要な役割を果たすとのことです。
BYDは中南米において商用EVの展開で素地を固めつつあり、伴って整備されたインフラなどを活用して、次は乗用EVの展開を行うことも想定されます。
1;BYDがウルグアイに電気バス100台を納入
9/24にBYDはウルグアイ最大のEVバス事業者;Cutcsaに100台のEVバスを納入、環境の持続可能性/エネルギー効率/スマートテクノロジー/安全性/快適性に重点を置く車両とのこと
納入車種は全長12mの[K9UD]でBYDは同車種を既に欧州で展開、ウルグアイ向けでカスタマイズ。スペックは以下
-車両総重量;19.5t
-座席;85席
-バッテリー;422kWhのLFP(最大450Km走行)
-電力は、ホイル内電気モーター(150kW)2台から供給。合計で約400馬力となり、バスの加速/交通維持に十分な動力
2;BYDの狙いとウルグアイ市場
BYDは中南米での公共交通市場での存在感を増すことを目指している
└まず商用車/公共交通でEVを展開し、法人市場を開拓した上で個人市場を攻める方針
└ウルグアイはブラジル/チリ/コロンビア/エクアドルに次ぐ進出市場
・ウルグアイは政府主導でグリーン交通(公共交通機関の100%電動化)を推進、今回納入するCutcsaは尖兵と位置付けられる