CruiseでCOO筆頭に9名の上級職が一斉退職
絶賛混乱中の自動運転システム;Cruiseでコーポレート部門で9名の上級役職者が一斉退職したと報じられています。担当部門は政府折衝から商業化まで広範となっており、今後の信頼性回復にあたって影響は大きいかと。
逆にとらえると、旧体制刷新でゼロベースでGM手動にて進めていくことも可能かとみられます。
1;CruiseのSlackでの発表
12月入り以降、Cruiseでは複数の管理職が退職(解雇?)しており現時点までで9名がコーポレート部門から去ったとのことで上位者として下記2者が…
-David Estrada;政策部門(当局折衝)を率いており、Nuroから7月に転じた
-Gil West;COO(商業化部門担当)で、元デルタ航空のCOO/上級副社長を務めていた
下記投稿にもある通り、事故に係る検証は取締役会による自主的な調査ののちに、第2弾として第三者コンサルが入って現在進行中。調査内容は現時点で未公表の状態
これに先立つ11月には[車両製造/充電/メンテナンス/顧客サポート]に係る一時労働者のレイオフも実施している。現時点で正社員は対象でないが、今後の更なるレイオフは行われる可能性が高い…従業員の多くは今後の先行きや社内の混乱について戦々恐々としているとのこと
2;West氏のLinkedINでの投稿
West氏はLinkedINに下記の通り投稿しており、詳細は不明ながら9名が一気に退職したとしている
‐[12/12に10月の事件とCruise社の対応に係る初期分析を経て、9名が退職。この9名は個々に[安全性][システム][法務][政府折衝][商業化]をリードしていた]
-[Cruiseは企業として”完全な透明性を確保””信頼を再構築””安全性/誠実さ/説明責任に基づく運営”に注力しており、目標を達成するには新しいリーダーシップが必要]