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長安汽車系のEVスタートアップ;Avatrが新型EVで欧州に殴り込み
長安汽車/CATL/Huaweiの3社がリソースを割くEVスタートアップ;Avatrが新型セダンEVの製造/販売計画を発表です。Model3に酷似してるけど[プレミアムx欧州]という凄まじく難しいセグメントへの殴り込みは中国の自信の表れかと。吉と出るか凶と出るかわからないですが、学びは多いはず。当分注視せねばです。
1;Avatr(阿维塔)の概要
2018年に設立されたEVスタートアップでプレミアムクラスのEV製造を主眼とし、株主である長安汽車/CATL/Huaweiのリソース(特に最新プロダクト)が投下される。色々と下記の変遷があった…
2018年;創業時はNIOと長安汽車の合弁でスタート
2020年;色々あってNIOが株式を長安汽車に譲渡
2020年;CATL/HuaweiのサポートでハイエンドEV[11(ワンワン)]を発表
2021年;重慶証取に上場、長安汽車(39%)/CATL(29%)/省政府ファンド(21%)が大株主となり社名もAvatrに変更
直近2022年に上海で[Avatr11]を発売、中型のEV-SUVで自動運転/車載システムにはHuawei-Insideを採用、バッテリーはCATL製で航続距離は700Kmと発表している
2;Avatrの新型モデルの戦略
[今回発表]
IAAに先立って新型モデル:Avatr12を発表、長安汽車/CATL/Huaweiの中国企業3社が中国で生産するが、設計は[Avatr11]と同様にミュンヘンのデザインスタジオで行われた。
CEOによると[欧州での業務はデザインだけでなく、欧州での本格展開を見据えて今後 2年以内に現地生産を計画している]とのことで、NBMWを競争相手とし、欧州プレミアム層をターゲットとする方針
諸々がTesla-Model3のデザインに酷似しているが、下記特徴を備える
-フロントとステアリングホイールのコントロールでModel3からインスパイア
-ファストバックは、Avatr11と同じCHN-PF上に位置
-CATLの新型バッテリー(新型高速充電セル[ShenXing LFP])を搭載
-OSはHuawei:Harmony4.0を搭載
3;今後の計画
欧州市場での拡大展開を積極的に進め、販売だけでなく製造も欧州で行う計画で、今後3年間で追加3モデルを発売する計画でIAA-Mobilityでも計画に変更がない旨を公表。
同じく[Avatr12(セダン)]の公表と欧州での販売計画も公表した。CATLは当該バッテリーを欧州で生産する計画を発表しているため、連携可能性がある
開発計画はさらに2つのEVがあり、Avatr11/12に加えて4つのEVが欧州市場開拓での武器となる。