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TeslaのSuperChargerの設置速度が鈍化、充電NW解放効果も半減…

米国の充電NWに係るWebサイトによるとTeslaの充電NWの拡大速度が鈍化しています。
例のレイオフ/事業部閉鎖の影響がモロに出ており、年後半には閉鎖前の仕込み案件の枯渇も想定されます。
事業閉鎖中のブランクは年後半に影響を及ぼすとみられ、折角のNW解放効果も半減しそうな雰囲気が出始めています。

1;TeslaのSC設置速度鈍化

 TeslaのSupercharger(SC)の私設ダッシュボードサイト[Supercharge.info]によるとSC設置速度が鈍化。2024年に入って以降、Teslaは約5,000台のSCを設置したが、前年同期には6,200台を設置しており19%減に。
 TeslaのEV導入台数も前年同期比で減少していることを考えると連動しているともいえる

 24年初めの北米におけるFord/RivianのEV保有者へのSC-NW解放を考えると商機を逸してるのでは…??北米以外の欧州/日本などでもコネクタが標準化されている市場では他社EVに充電機能を解放しているが…

2;鈍化の背景…

 設置速度鈍化の一番の要因はTeslaの充電事業部門閉鎖にある。24年初めからのレイオフ旋風の中、充電事業部門では追加レイオフに反対したことで充電事業部門全体の閉鎖を実行。当初こそ、Musk氏の複雑ゲームの一環だと評されたが、後に単なる脊髄反射と判明…
 24/06以降に充電事業部門の再編成に向けて採用を進めているが、足元のSC-NWの拡大は大幅鈍化。消息筋は[部門閉鎖→部門再開への採用]による組織体制整備は24年後半にヒットし、足元では仕込み案件の完成で速度は不変としていたが、実際には鈍化している

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