SK-OnとSakuuが3Dプリント用いたLiB製造の提携強化へ
バッテリー大手のSK-Onとバッテリー向け3Dプリント新興のSakuuが提携進化を発表しました。
Sakuuの技術を活かすことでLiBの長寿命化/再利用の効率化を狙えるとのことでEV向けのみならず他機器向けでの開発も進める模様です。
1;SK-Onの製造プロセス革新
7/8に韓国のバッテリー製造大手SK-ONは印刷技術先端のSakuu社と共同開発契約を締結したとリリース
Sakuuは[世界初のバッテリー電極印刷製造PF]を標榜する新興企業
SK-ONは世界5位で、米国本土においてはジョージア州で2つの製造拠点(Ford/Hyundaiとの合弁)を抱える
SK-ONは米国でのバッテリー製造計画を強化/推進、先般もExxonと北米産リチウムの長期調達契約を結ぶなど体制整備を進める
Sakuuはバッテリー業界にプリンティング機器/技術を提供するプロバイダ。乾式プロセスに強みをもち、同社のKavian-PFは廃棄物削減/毒素回避しつつ製造/イノベーションが可能となる
2;SK-OnとSakuuの提携強化
SK-Onは23/12にSakuuがKavian-PFを開放して、すぐに提携を結んで協働して開発/イノベーション創出を進めている
Sakuuは溶剤不要の完全乾式プロセスで、[熱管理用開口部を備えたバッテリー]を様々な細部/用途にカスタマイズ製造を3Dプリントで行う。同社によるとKavian-PF(3Dプリント)を用いて製造コストを半減し、通常のLiBよりも長寿命&リサイクルが簡易とする
提携について両社Headは下記のように語っている
(SK-ONのCTO;Rhee Jang-weon氏)
-[Sakuuとの戦略的提携によりEVバッテリー電極製造のプロセス革新を加速させることができると確信している]
(Sakuuの創業者/CEOのRobert Bagheri氏)
-[SK-OnとSakuu は協力して、バッテリー製造技術の新時代を切り開き、バッテリー技術の安全性/持続可能性/革新を推進している]
-[Sakuuの先駆的な技術とSK-Onの最高レベルなEVバッテリー製造の専門知識/知見で、メーカーが直面する中核問題に取り組む]