四十路欧州ひとり旅03│ベルリン│空港はノスタルジー、そしておにぎり
2019年の春、転職のタイミングでポッカリできた長い休み。急に思い立って、夫を置いてw、3週間弱の欧州旅に出た。
あの時と今の欧州、そして世界の変容に茫然としつつ、自由に旅ができる日が必ず来ることを待ちながら、旅の道中でfacebookに書き記していたものをそのまま転記する。極個人的な旅日記。
文末に、2020年のふりかえり付。
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2019年4月10日
無事にベルリン着いてます。テーゲル空港は、なんか、語弊を恐れず言うなれば、福岡空港第1ターミナルの風味のノスタルジックな雰囲気でした。
宿泊はサービスアパートメント的なところなので、ミニキッチンついてるし、お部屋も広々。バスタブもあるし、お湯も豊富。事前にパスポートコピーを送れと言われて送ったのに「届いてないけん、今日泊まらせんばい」というメールが飛行機搭乗直前に来てて、ヘルシンキの空港で冷えた、というとこ以外は大変快適w オットノヒトが遠隔操作でなんとかしてくれました。ありがたや!
あと、空港には大学時代の寮の先輩が迎えに来てくれてて、しかも「疲れたじゃろう」とおにぎり握ってきてくれとった。
人様に助けられっぱなしの旅の始まりであります。ありがたやありがたや。
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2020年のふりかえり
テーゲル空港は本当に小ぢんまりしていて、どれくらいかというと、飛行機降りて預けた手荷物受取場に入ると、お迎えの皆さんが丸見え。すぐそこに見える。実家の島の飛行場とほんと同じくらいの距離間で、ノスタルジックな建物の雰囲気と相まって、なんか亡父が迎えてに来てるような錯覚を覚えるほど。
とはいえ、ここは異国。見慣れた先輩が手を振ってくれているのを見て、心底ほっとした。
ちなみに、このテーゲル空港は、第二次世界大戦後の東西冷戦下、あっという間に東独に囲まれ、まるで孤島のようになってしまった西ベルリンの市民たちに物資を運ぶため、急ごしらえされた空港がそもそもの始まりだそうで、ある年齢以上のベルリン市民たちにとっては心のよりどころというか、当時を思い起こさせる特別な場所であるそうだ。