四十路欧州ひとり旅07│ベルリン│旅のスタイルが決まった日
2019年の春、転職のタイミングでポッカリできた長い休み。急に思い立って、夫を置いてw、3週間弱の欧州旅に出た。
あの時と今の欧州、そして世界の変容に茫然としつつ、自由に旅ができる日が必ず来ることを待ちながら、旅の道中でfacebookに書き記していたものをそのまま転記する。極個人的な旅日記。
文末に、2020年のふりかえり付。
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2019年4月10日
ベルリン街歩き①
お洒落なハッケシャーマルクト通りをそぞろ歩き。柄物好きには超危険な可愛いラインアップのお店や、クリスマスイブオーナメントの人気店などを冷やかしつつ。
途中、街中のごくごく普通の小さな公園のベンチに座って、先輩としばしおしゃべり。「体冷えたねー」とホットチョコを飲みにカフェに入る。
焦らず詰め込まずのペース、いいなぁ。ありがたや!
なんかっちゃ絵になる街かど
なぜ、そこに、豹?みたいなものを置くのだ。上のおっさんは口開けとるし。と、欧州の建物を見るたびに思うこと。
レンタチャリ多数。さすがドイツは自転車天国。自転車レーンが広くて、うっかり歩道と間違えて歩いてたらめっちゃ怒られた
堅牢なビルを通り抜けると中庭、というのが多かった
天気に恵まれ。
飴色の扉や窓枠の素敵さよ。
フォトジェニックこすず。旅の道連れである津屋崎人形は、なんとなく他人に思えないフォルムなので、「こすず」という名前に今決めました。
ここら辺の、小さなかわいい公園でおしゃべり
タイルやさん。グラデが大変美しい
タイル屋さんのショーウインドウ。馬の首を見ると、ゴッドファーザー、あるいは素盞嗚尊を思い出すなど。
ビルとビルのエアポケットみたいなとこにあったカフェ。テラスが気持ちよさそう。
マリオネット。下まつげ。。。
マリオネット。顔つきが虚ろすぎて、事件の匂いしかしない
おわかりだろうか。。。byこすず
このパン屋さん、かわいかった。ドイツ語でパン屋さんはベッカライ、っていうんだね。
ホットチョコがうまかったカフェ。ギャラリー併設だった模様。
ギャラリー内のミュージアムショップにて。
ドアの派手さもさることながら、横の落書きが若い頃のなぎら健壱のようだ。。
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2020年のふりかえり
正直、旧知の先輩に会いに行くのが最大の目的だったベルリン。博物館島以外には「ここに行きたい!」というようなプランはあまりなく、ガイドブックもそんなに読み込んでいってなかった。そんなわけで、この日は先輩があちこち一緒にうろうろしてくれながら、「ここ好きそう」とか、「ここちょっと入ってみない?」と、なんだか20年前に戻ったような気やすさで一緒に歩いてくれたので、一気にベルリンの街が身近に感じられる一日となった。
もちろんブランデンブルク門やベルリンの壁、教会いろいろや博物館いろいろなど見どころもちゃんと満喫したけれど、もし、観光地だけを詰め込んで巡っていたら、いま私がベルリンに感じている身近さや愛着は少し薄れていただろう。
今振り返れば、この日を過ごしたことで、このあと3週間の私の旅のスタイルが決まったような気がしている。つまり、歩く。とにかく歩く。せっかく一つの街にゆっくりいられるような旅程を組んだのだから、行きたいところへ向かう道や何気ない景色もじっくり味わい、気になったらできるだけ寄り道もする。
そんなスタイル。