すずか

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すずか

大学生。好きなことの魅力を伝えたくて、不定期でnoteに投稿しています。展覧会やカフェなど、色々なところへ出かけていくのが大好き。アイコンはmomochyさんからお借りしています。

最近の記事

キュビスム展ルポ:よく知らないジャンルの展覧会が結構良かった話

記事を寝かせすぎて会期が終わってしまいましたが供養。 キュビスム、興味はありつつ、今まであまり触れてこなかった分野。学割も効くのでえいやっとチケットを取ってみました。ボリューム満点だったので、印象深かったエリアだけ抽出してつらつら書いてみます。 キュビスムの成立冒頭では、キュビスムに影響を与えたポール・セザンヌやアンリ・ルソーらの作品と、アフリカの彫刻が展示されていました。 アフリカの彫刻がキュビスムの源泉の一つとなっていたことは初めて知りました。直線的な目鼻や細長い顔

    • 連作の情景ルポ:モネの作風の変化を知る

       大阪・中之島美術館の「モネ 連作の情景」展へ行った。会期が始まって早々に訪れたせいか、平日にもかかわらず大盛況だった。印象派、みんな好きね。  クロード・モネ(1840-1926)の作品が約70点ほど集まる展覧会。国内外のあちこちから借りているらしい。作品リストを見てぎょっとした。  20代前半、印象派と呼ばれる以前の作品から、晩年にフランス・ジヴェルニーの自宅で描いた『睡蓮』をはじめとする作品まで、モネの作風の変遷をたどることができた。初期の作品にはくっきりとした陰影

      • QK放送中2023冬 クイズとすごろく、そりゃ両方楽しいんだわ

         もう1か月以上前に見たというのに、下書きに眠らせたままにしてしまった記事。もったいないので放出。  「QuizKnock放送中 クイズすごろくパーティー!!」、初めての関西開催だったので現地で観てきた。箇条書き感想。 入場まで 開場時刻ちょうどくらいに着いたら物販の列が恐ろしく長くなっていた。ファン多い、すごい。開演に間に合わなさそうだったので物販は後回しにした。 20代くらいの女性が多め?たまにもう少し上の世代の方々とか、中高生っぽい子もいた。想像以上に男性がいな

        • テート美術館展ルポ:「光」に注目した展覧会の面白さ

           テート美術館展へ行ってきました。  今回展示されていたのは18世紀後半から現代の作品。  近代・現代の絵画技法が確立される過程を、光の表現という観点から眺めてみる、という構成を興味深く感じました。  大学で遠近法や光の反射の描き方を教えるためにジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775–1851)が作成した講義資料。ドイツの造形芸術学校「バウハウス」にて、光と影のイメージを純粋に捉えるために行われた、写真を用いた実験の数々。色の性質によって遠近感が変わることを示

        キュビスム展ルポ:よく知らないジャンルの展覧会が結構良かった話

          超初心者のためのリアル脱出ゲーム入門

           リアル脱出ゲームに初めて行ってきました。「初めてでも全然怖くないよ!」と宣伝するためだけの記事です。 参加した演目 今回参加したのはにじさんじさんとのコラボで開催された『次元交わる学級会からの脱出』です。  かねてからリアル脱出ゲームには興味があったのですが、好きなライバーさんとのコラボというまたとない機会だったので行ってみました。リアル脱出ゲームとのコラボ、というと名探偵コナンのイメージが強かったのですが、調べてみると色々出てきました。  たとえばジョジョの奇妙な冒

          超初心者のためのリアル脱出ゲーム入門

          不格好でもいい、推しノート

           初めてのnote投稿です。仕様に慣れず執筆に手間取っています。  「推しノートにちょっと興味がある」「世の中の推しノートがおしゃれすぎてハードルが高い」と思っている方に届きますように。 きっかけ ~なぜこの時代に紙を使う~ ボーカロイドやゲーム、YouTuberなど、小学生の頃から常に何かしらのジャンルにじわっとハマっていました。「オタク」を名乗るほど豊かな知識を有しているわけではないし、グッズの購入量もささやかだけれど、世間の人に比べると趣味がやや偏っている。筆者はそ

          不格好でもいい、推しノート