【2006-04】「蟾蜍」はすらっと読めましてん。
昨夜21時から公開句会「東京マッハオンライン」の生配信を視聴しておりました。
バカ話からハイレベルな議論まで、出演者の皆様の談論風発ぶりに圧倒されて、あっという間の3時間半でした。
25句中、自分の選は以下です。
特選
03 願いごと踏切揚羽が逃れゆく(柴崎友香)
並選
04 マッチ箱の中の寝心地走り梅雨(長嶋有)
07 夏に入る人類のいない地下通路(柴崎友香)
22 紫陽花やコインランドリーで知る訃報(長嶋有)
逆選
16 五月雨の夜の仮組みのプラモデル(長嶋有)
あれ…?
気が付くと長嶋さんと柴崎さんの句しか採ってない。
今回は、そういう回だったのか。
01 妙なやつにしか好かれず衣更え(千野帽子)
が、自分の初恋のひとである『うる星やつら』の三宅しのぶさんイメージだと気付けなかったのは痛恨でしたわ…
あと、エモさを全面展開する「マーケティング俳句」には、断じて引っかからないぞお、と決意を新たにしてみました。
そして確かに「楽しい」って御題は、俳句作るとなるとかなりの高難度だと思いました…読み手に伝わりにくいですね。
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